エドヒガン  江戸彼岸
[別名] エドヒガンザクラ、アズマヒガン、ウバヒガン
[学名] Cerasus spachiana Lavalee ex H.Otto var. spachiana form. ascendens (Makino) H.Ohba
Prunus pendula Maxim. form. ascendens (Makino) Ohwi
バラ科 Rosaceae  サクラ属
三河の植物観察
エドヒガン花
エドヒガン萼
エドヒガン花序
エドヒガンの幹
エドヒガン
エドヒガン2
 日本に自生し、古くから栽培されている。和名は江戸に多く植えられていたためという。寿命が長く、巨木も多い。岐阜県本巣市にある淡墨桜(うすずみざくら)も、このエドヒガンである。
 幹は暗灰褐色、樹皮が縦に浅く裂ける。葉は長さ6~12㎝の長楕円形、重鋸歯縁。蜜腺は葉身の基部又は葉柄の上端につき、ないこともある。葉柄は長さ2~2.7㎝、毛が密生する。散形状に2~5個つく。花は直径約2.5㎝、淡紅色。花弁の先端に切れ込みがある。萼筒は中間が球形に膨らんだ壺形、紅紫色。花柄は長さ1~1.4㎝。萼や花柄に開出毛が密生する。核果は直径約10㎜の球形、赤~黒紫色に熟す。
 イトザクラ(シダレザクラ)はエドヒガンの枝が垂れる品種である。
 エドヒガン系の園芸品種は多く、花の紅色が濃いベニシダレや花弁の数の多いヤエベニシダレなどがある。
 コヒガンザクラはエドヒガンとマメザクラの雑種と推定されている。花色が濃く、萼筒の膨らみがやや弱い。
[花期] 3~4月
[果期] 5~6月
[樹高] 15~20m
[生活型] 落葉高木
[生育場所] 山地
[分布] 在来種 本州、四国、九州
[撮影] 幸田町   12.4.5
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