シロイカリソウ 白碇草

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Flora of Mikawa

メギ科 Berberidaceae イカリソウ属

別 名 シロバナイカリソウ
学 名

Epimedium grandiflorum C.Morren var. thunbergianum (Miq.) Nakai form. humile (T.Itô) Nakai.

シロイカリソウの花
シロイカリソウの花裏
シロイカリソウの蕾
シロイカリソウの葉裏の毛
シロイカリソウの茎の下部
シロイカリソウ
シロイカリソウ葉表
シロイカリソウ葉裏
花 期 4~5月
高 さ 15~30㎝
生活型 多年草
生育場所 山地の日当たりの林縁、草地
分 布 在来種 北海道、本州(太平洋岸が多い)
撮 影 五井山   13.4.22
イカリソウの白花種である。写真のものは花柄に開出毛があるが、少ない。葉は長さ5㎝、幅3㎝、葉裏には開出毛が多い。花は白色~淡黄色を帯びる。距は花弁よりかなり長いが、距の長さは18~20㎜でイカリソウの範囲に入る。花は幅約40㎜。茎の下部には毛があり、上部の花柄は無毛。冬は地上部は枯れる。
 イカリソウ(E. grandiflorum)は葉が2回3出複葉。小葉は歪んだ卵形、先が尖る。葉縁に刺毛があり、葉裏に開出毛がある。花は白色~紅紫色、花弁4個。距の長さ15~20㎜。雄しべ4個。
 ヒメイカリソウは(E. trifoliatobinatum)葉が2回3出複葉。小葉はゆがんだ卵形。葉縁に刺毛があり、葉裏の脈に開出する細毛がある。花は白色、4個の花弁に長さ10~15㎜の距がある。花柄にはバイカイカリソウ(E. diphyllum)と同じように開出毛がある。
 キバナイカリソウ(E. koreanum)は花が淡黄色、距の長さ20~24㎜。葉裏の毛はあれば開出する。