シュロソウ  棕櫚草
[学名] Veratrum maackii Regel var. reymondianum (O.Loes.) H.Hara
Veratrum maackii Regel var. japonicum (Baker) T.Shimizu
Veratrum maackii Regel (広義)
シュロソウ科 Melanthiaceae シュロソウ属
三河の植物観察
シュロソウの雌花
シュロソウの両性花
シュロソウの雌花と両性花の混生
シュロソウの葉
シュロソウ
シュロソウ葉2
 旧分類ではユリ科に属した。
 和名の由来は葉の付け根にシュロのような毛があることから。根茎に毒性の強いアルカロイドを含み、注意が必要。
 太い根茎があり、直立する。葉は茎の下部につき、長さ6~30㎝の長楕円形、幅3㎝以上、平行脈で、縦にしわがあり、基部は鞘状になり茎を抱く。茎頂の長い円錐花序に花を多数つける。花茎や花柄に毛がある。両性花と雄花が混生する。花は直径約1㎝、花被片6個、暗紫褐色。雄しべ6個。花柱3個。花柄は短く、茎に添って花がつく。果実は長さ1~1.5㎝の蒴果。2n=16
 シュロソウの変異は多く、中間型も見られ、ホソバシュロソウやアオヤギソウを含めて広義にシュロソウと呼んでいる。また、オオシュロソウvar. japonicum の名が使われることもある。
 花が黄緑色のものをアオヤギソウ var. parviflorum という。
 三河地方で見られるホソバシュロソウ var. maackii は本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシアに分布し、葉の幅が3㎝以下と狭く、花柄が細く、1~2㎝と長い。
 ムラサキタカネアオヤギソウは高山型。葉幅が狭く、花が紫褐色、花柄が短い。
[花期] 6~8月
[草丈] 60~80㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の林内、湿った草原
[分布] 在来種 北海道、本州、朝鮮
[撮影] 車山高原   03.8.8
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