サンカクイ  三角藺
[中国名] 三棱水葱 san leng shui cong
[英名] streambank bulrush, triangular club-rush
[学名] Schoenoplectus triqueter (L.) Palla
Scirpus triqueter L.
カヤツリグサ科 Cyperaceae  ホタルイ属
サンカクイ小穂
サンカクイ小穂
サンカクイ苞
サンカクイ
 ホタルイ属 Scirpus は現在では属を細分化するのが普通であり、クロアブラガヤ属 Scirpus、ウキヤガラ属 Bollboschoenus、ホタルイ属 Schoenoplectus に分けられる。アジア、ヨーロッパなどに広く分布し、北アメリカに帰化している。
 根茎は横に広がり、群生する。茎は鋭い三稜形、太いものは1㎝ほどになる。葉は基部が鞘になり、2~10㎝の葉身がある。茎の先に先が尖った短い苞が1個直立または開出する。その基部に数個の花序枝を伸ばし、1~3個の小穂を固まってつける。小穂の長さは7~12㎜、幅5~7㎜。果実は長さ2~2.5㎜のレンズ状の広倒卵形、褐色、刺針状花被片を3~5個つける。刺針状花被片には下向きの小歯がある。柱頭は2岐。2n=40,42
 茎がサンカクイと似ているカンガレイは、花序枝がなく、小穂の固まってつく数が多く、柱頭が3分岐することで区別できる。
 茎が丸いのはフトイオオフトイ
 ホタルイ属は交雑種も多く、サンカクイとフトイの雑種はコサンカクイという。
[花期] 7~10月
[草丈] 50~100㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 池、沼、川岸
[分布] 在来種  日本全土、朝鮮、中国、台湾、アジア、北アフリカ、ヨーロッパ
[撮影] 牧野植物園   03.11.1
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