オオオナモミ  
[英名] Noogoora burr, Canada cocklebur
[学名] Xanthium occidentale Bertol.
Xanthium strumarium L. var. canadense (Mill.) Torr. et A. Gray
Xanthium pungens Wallr.
Xanthium canadense P.Mill.
キク科 Asteraceae  オナモミ属
三河の植物観察
オオオナモミ実
イガオナモミとの中間的
オオオナモミ実の嘴
オオオナモミ実の刺と毛
オオオナモミ茎
オオオナモミ
オオオナモミの中鋸歯の葉
オオオナモミの浅鋸歯の葉
 1929年に岡山県ではじめて見出され、現在では日本全土に帰化し、今ではオナモミ属の中で最も普通に見られる。以前はXanthium canadenseとされることが多かったが、Xanthium occidentaleであるとする見解が主流である。Xanthium strumariumの変種とする見解もあり、U.S.A.ではvar. canadense 、var. glabratum 、 var. strumarium の3変種が多く、この中のvar. canadense でははないかとされている。 ただし、果実の大きさや刺には変化が多く、複数の種がある可能性も指摘されている。
 茎は赤味を帯びることが多く、下向きの短い刺が生える。葉は3~5に浅~中裂し、縁に浅い鋸歯がある。痩果は長さ18~25㎜、先端には2本の鋭い嘴があり、先が鉤状に曲がった刺が表面全体に生える。刺の長さは3~6㎜。痩果の表面(刺、嘴を含む。)には細毛と腺毛(写真の白点)が散生し、鱗片毛が稀に混じる。痩果がやや大きく、刺がやや密につくような、イガオナモミとの中間的なものも見られる。(右列の上から2番目の写真)2n=36
 イガオナモミは葉が3~5浅裂して鋸歯が細かく、痩果も大きく(17~30㎜)、刺が密生し、鱗片毛や腺毛が多い。
 在来種のオナモミもXanthium strumarium L.とされ、細かく変種に分ける場合はvar. japonicumとされる。痩果が長さ8~14㎜と小さく、刺がまばらで、刺の長さも1~2㎜と短く、小さな腺毛が密生する。オナモミは愛知県の絶滅危惧ⅠB類に指定され、三河地方では確認されていない。
[花期] 8~11月
[草丈] 50~200㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 道端、荒地
[分布] 帰化種 北アメリカ原産
[撮影] 幸田町河岸  09.10.5
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