オノマンネングサ 雄の万年草

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Flora of Mikawa

ベンケイソウ科 Crassulaceae マンネングサ属

別 名 マンネングサ
中国名 佛甲草 fu jia cao
英 名 needle stonecrop
学 名 Sedum lineare Thunb.
オノマンネングサの花
オノマンネングサの花2
オノマンネングサの葉
オノマンネングサ
花 期 5~6月
高 さ 10~22㎝
生活型 多年草
生育場所 道端、石垣、岩場
分 布 帰化種   中国原産
撮 影 足助町 12.5.30
原産地が中国ではないかとされる栽培種。日本では結実しない。ヨーロッパでも栽培され、原産地不明ともいわれる。
 茎は赤色を帯びることもあり、基部が匍匐し、上部は斜上する。葉は3個輪生し、長さ(7)20~30㎜、幅約2㎜の線形、扁平、鋭頭。花は黄色の5弁花、直径約15㎜。花弁は長さ4~9㎜。雄しべは10個、花弁とほぼ同長。葯は黄色。萼片は長さが一定せず、2~7(11)㎜。袋果は長さ4~5㎜、放射状につく。種子は小さい。2n=72
 葉の縁が白色になる品種 form. variegatum はフクリンマンネングサ又はフクリンオノマンネングサ、別名、姫笹といい、広く流通している。
 メノマンネングサは葉が互生し、円柱状、鈍頭。葯は黄色~橙黄色。
 ツルマンネングサは葉がヘラ形で、3個輪生し、つるのように横に広がる。葯が橙赤色。
 メキシコマンネングサは葉が4個輪生し、鋭頭。花序の枝が長く、花数が多く、葯が橙赤色。萼片が花弁より明瞭に短い。