ニオイタチツボスミレ  匂立坪菫
[学名] Viola obtusa (Makino) Makino
スミレ科 Violaceae  スミレ属
三河の植物観察
ニオイタチツボスミレ花
ニオイタチツボスミレ花
ニオイタチツボスミレ花
ニオイタチツボスミレの距
ニオイタチツボスミレの托葉
ニオイタチツボスミレ葉表の毛
ニオイタチツボスミレ葉縁の毛
ニオイタチツボスミレ果実
ニオイタチツボスミレ
ニオイタチツボスミレ2
ニオイタチツボスミレ茎の白毛
ニオイタチツボスミレ雌しべと子房
ニオイタチツボスミレ葉
ニオイタチツボスミレ種子
 全体に白色の微毛がある。
 葉は長さ1.5~3㎝の円形~卵形、葉先は円みを帯び、基部は心形。花の最盛期を過ぎると花茎が伸び、葉幅の狭い長三角形の葉がつく(ニオイタチツボスミレの細葉参照)。葉の両面に普通、短毛があり、毛の量は変化がある。花は直径1.5~2㎝、芳香が強い。花色は濃紫色~紫紅色、淡色のものもあるが、濃いことが多い。花弁が丸くて花弁が重なる部分が多く、中心部の白い部分が目立つ。側弁基部に毛はない。托葉は裂け方が深い。花柄に白い短毛が密生する。ただし、花柄に毛が少ないものや全く無毛のものもある。花に芳香がないものもある。2n=20。 
 台湾に自生するのはタイワンタチツボスミレ var. tsuifengensis である。
 白花品をシロバナニオイタチツボスミレといい、白花で距が紫色のものをオトメニオイタチツボスミレという。
 ナガバタチツボスミレは葉が暗緑色になることが多く、茎葉が細長くなり、極端に細い葉のものがある。葉にほとんど毛がなく、花柄が無毛。
 タチツボスミレは花が淡色で、花弁が細いことが多く、花柄が無毛。果期にも葉幅の狭い葉は見られない。
[花期] 4~5月
[草丈] 10~15㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 日当たりの良い草地
[分布] 在来種 日本全土、朝鮮
[撮影] 豊橋市 04.4.3
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