ナツトウダイ  夏燈台
[中国名] 钩腺大戟 gou xian da ji
[英国名] Siebold's spurge
[学名] Euphorbia sieboldiana Morr. et Decne.
Euphorbia sieboldiana C.Morren et Decne. var. idzuensis (Hurus.) Hurus., comb. nud.
トウダイグサ科 Euphorbiaceae トウダイグサ属
三河の植物観察
ナツトウダイの開花期の雌性期の花
ナツトウダイの雄性期の花
ナツトウダイの花横
ナツトウダイの雄しべ
ナツトウダイの果実
ナツトウダイの茎と茎葉
ナツトウダイ3
ナツトウダイ
ナツトウダイ花序
ナツトウダイ一次総苞葉
 夏の名がつくが、春に咲き、6月には実が出来始める。
 根株は大きな根茎状、長さ10~20㎝、根茎は太さ4~15㎜、セグメントは数珠形。茎は1本又は束生し、太さ(2)4~7㎜、しばしば上部の節で小枝に分枝し、平滑、無毛。葉は互生し、上部ほど葉が大きい。托葉はない。基部の鱗片葉はすぐに落ちてなくなる。葉柄は無柄又はほとんどない。葉身は楕円形~倒卵状披針形~楕円形、変化が多く、長さ2~5(10)㎝、幅0.5~1.5(3)㎝、無毛、基部は漸尖~楔形 、全縁(小円鋸歯状)、先は鈍形~鋭形~尖鋭形、側脈は羽状。花序は頂生の擬散形花序。茎頂の葉(一次総苞葉:Flora of China)は 3~5(6)個つき、楕円形~卵状楕円形、長さ3~6㎝、幅0.4~0.8(2.8) ㎝、基部は類切形(写真のものはほぼ円形)、先は鈍形。茎頂の枝(一次散形柄)は3~5(6)個つき、長さ2~4(7)㎝。集散花序はほとんど二出であり、ときに単出になる。杯状花序苞葉(cyathophyll)は杯状花序の基部に対につき、非常に変化が多く、腎形状円形~卵状三角形~円形、長さ0.8~1.4(1.8)㎝、幅0.8~1.6(3.2)㎝、基部は広楔形~狭心形~類円形、先は円形、先端につく杯状花序苞葉の方が下段のものより小さい。杯状花序は短柄があり、杯状体 (杯状総苞)はつぼ状、長さ3~4㎜、幅3~5㎜、裂片は三角形~卵状三角形、内側に短いまっすぐな毛がある。腺体は4個、主に黄褐色、ときに淡黄色~黄緑色、三日月形、尖った先は2個の細い角状になる。角は鈍形~針状、変化が多い。雄花は杯状体に数個つき、杯状体から突き出る。中間にある関節から上が雄しべにあたる。雌花は1個つき、中間に関節があり、関節から上が雌しべにあたり、子房は杯から横に突き出て垂れ下がり、平滑、無毛、花柱は3個、長さの1/4以下が合着し、宿存性だが落ちやすく、先(arm)がそれぞれ2裂する。花後に雌花は直立する。蒴果は3裂し、 長さ(3)3.5~4㎜、幅4~5㎜、平滑、無毛。種子は類円柱状、球形、長さ約2.5㎜、幅約1.5㎜、灰褐色、平滑。種沈があり、種沈は平滑、小さく、無柄。
 タカトウダイは苞葉が円形に近い。腺体が黄色、惰円形。子房の表面にはいぼ状突起が密にある。
 トウダイグサは葉がへら形。腺体が惰円形。
[花期] 4~5月
[草丈] 20~40(70)㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地、丘陵
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、ロシア
[撮影] 田原市 13.4.15
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