タカトウダイ  高燈台
[別名] ハクトウタイゲキ
[中国名] 大戟 da ji
[学名] Euphorbia pekinensis Rupr.
Euphorbia lasiocaula Boiss.
Euphorbia pekinensis Rupr. var. subulatifolia (Hurus.) T.B.Lee
Euphorbia pekinensis Rupr. var. japonensis Makino
Euphorbia pekinensis auct. non Rupr.
トウダイクサ科 Euphorbiaceae  トウダイグサ属
三河の植物観察
タカトウダイの花
タカトウダイの杯状花序
タカトウダイの杯状花序4
タカトウダイの果実2
タカトウダイの果実
タカトウダイの茎葉
タカトウダイ
タカトウダイ最上部の輪生葉
 トウタカトウダイ Euphorbia pekinensis は中国に分布し、中国名は大戟(da ji)。タカトウダイと同じものとされていたが、果実のいぼ状突起の形が違い、分けられるようになった(1994)。しかし、WCSP(2012.3.23)ではEuphorbia pekinensisとされ、この説は認知されていないようであり、The Plant List などではEuphorbia pekinensis を accepted nameとしている。
 茎や葉に白色の乳液を含み、乳液が皮膚につくとかぶれる。根茎は垂直に伸び、円筒形、長さ20~30㎝、太さ6~12㎜、ときに分枝する。茎は単性又は束生し太さ3~6(7)㎜、直立し、上部で4~5分枝し、白色の軟毛があるか又は無毛。葉は互生し、托葉は無い。葉柄は無いかほとんど無い。葉身は非常に変化が多く、普通、楕円形、たまに披針形~狭長楕円形~倒披針形~まれに線形、長さ3~7(9.5)㎝、幅0.7~1.7(2.4)㎝、両面とも無毛又は裏面に長疎毛があるか又は無毛、下部の葉の基部は類円形~類切形、上部の葉の基部は漸尖、縁は全縁~鋸歯縁、先は尖鋭形~鋭形、中脈は裏面に隆起し、しばしば表面は溝になり、側脈は不明瞭、変化が多い。花序は普通、頂生、複合の擬散形花序、ときに多数分枝し、ときに、軸の下部から細長い有柄の集散花序又は擬散形花序を出す。茎頂の葉(一次総苞葉)は4~7(~16)個つき、葉状だが短く、狭披針形、基部は円形、先は鋭形。茎頂の枝(一次散形柄)は4~7個つき、長さ2~5㎝。杯状花序苞葉は2個、基部はほぼ切形、先は類円形、小さな尖りがある。杯状花序は無柄。杯状総苞は杯状、長さ約3.5㎜、幅3.5~4㎜、裂片は円く、不規則な縁毛がある。腺体は4個、淡褐色、円形又は腎円形、全縁。雄花は数個、杯状総苞から突き出る。雌花は子房の柄が長さ3~5(6)㎜、杯から突き出る。子房は密に疣がある 。花柱は分離、宿存性だが簡単に落ち、先が2裂する。蒴果は球形、長さ約4.5㎜、幅4~4.5㎜、まばらに疣がある。種子は長い球形、長さ約2.5㎜、幅1.5~2㎜、暗褐色、わずかに光沢があり、裏面はわずかに着色した条線がある。種沈は類盾状、無柄。
 シナノタイゲキ Euphorbia sinanensis はやや小型、開花が5~6月。葉は質が薄く、葉裏に白色の軟毛が密生する。種子が茶色。
 ハクサンタイゲキ Euphorbia togakusensis は苞葉が鮮やかな黄色。子房に長い開出毛がある。
 イワタイゲキ Euphorbia jolkinii は海岸に群生にし、やや小型。葉が全縁。苞葉が黄色。
 イブキタイゲキ Euphorbia lasiocaula var. ibukiensisは伊吹山の固有種。全体に小型、茎が束生する。 
[花期] 6~7月
[草丈] 40~80(90)㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 丘陵、山地
[分布] 在来種 本州、四国、九州、朝鮮、中国
[撮影] 新城市 05.7.2
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