モモ  桃
[英名] peach
[中国名] 桃 tao
[学名] Amygdalus persica L.
Prunus persica (L.) Batsch
バラ科 Rosaceae  モモ属
三河の植物観察
モモの花
モモの花の裏
モモの花2
モモの果実
モモ葉柄
モモの幹
モモ
モモ2
モモ葉
モモ若い幹
 モモ亜属に分類される。古くから日本でも栽培され、野生化しているものもある。全国で果樹として栽培されている。花を観賞するため、庭や公園にも花桃がよく植えられている。木の寿命が15~20年と短いためか、モモの花の名所は寿命の長いサクラに比べて少ない。三河では豊田市の猿投山山麓が有名。
 幹は暗紫褐色、横長の皮目がある。果樹園では幹洗浄が行われ樹皮が灰白色に見えることも多い。新枝は白色の細点が多い。葉は互生し、細長く、長さ7~16㎝の広倒披針形~楕円状披針形、葉先が尖り、縁には粗い鋸歯がある。葉柄は長さ1~1.5㎝。葉の展開前に開花する。葉身の基部に数個の蜜腺がある。花は直径3~5㎝、普通、淡紅色の5弁花、白色や紅色もあり、花弁の多いものもある。果樹園の花は大きい。花弁の先は円形。雌しべ1個。雄しべ多数。萼筒が短く、萼片は反り返らない。花柄はほとんどない。果樹の品種は多く、撮影した桃畑にも白鳳、あかつき、愛知白桃(山根白桃)、黄金桃など多種類が植えられている。花の写真は黄金桃。
 アンズ(apricot)は幹が赤褐色、新枝は紫褐色。葉は鈍鋸歯縁。花は淡紅色。萼片が反り返る。花柄はごく短い。
 スモモ(prune, plum)は幹が紫褐色。花が白色。萼片は反り返らず、平開する。花柄は長さ約1.5㎝。
 ウメは(Chinese plum)は幹の樹皮に割れ目が入る。萼片が短く、花柄がほとんどない。
 ヤマザクラなどのサクラ亜属は花弁の先が凹み、花柄が長く、核の表面に溝がない。
 日本のサクランボはセイヨウミザクラ Prunus avium L. であり、西アジア原産。日本には明治時代に渡来したといわれている。花弁の先は凹まず、萼片が反り返り、花柄が長い。
[花期] 4月
[果期] 7~9月
[樹高] 3~8m
[生活型] 落葉小高木
[生育場所] 果樹園、公園、庭
[分布] 帰化種 中国北部原産
[撮影] 西尾市  24.4.13
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