モミジカラマツ  紅葉唐松
[英名] false bugbane , tassel-rue
[学名] Trautvetteria caroliniensis (Walt.) Vail var. japonica (Sieb. et Zucc.)T. Shimizu
Trautvetteria japonica Sieb. et. Zucc.
Trautvetteria caroliniensis (Walt.) Vail
キンポウゲ科 Ranunculaceae モミジカラマツ属
三河の植物観察
モミジカラマツの蕾
モミジカラマツの花
モミジカラマツの花拡大
モミジカラマツの花の終期と苞葉
モミジカラマツの果実
モミジカラマツの茎葉
モミジカラマツ
モミジカラマツ根生葉
 和名の由来は葉がモミジの葉に似たカラマツソウであることから。花はカラマツソウに似ている。
 高さ25~60㎝。根生葉は長さ5~12(30)㎝の単葉、掌状に7~9中裂し、縁には欠刻状の鋭い鋸歯があり、長柄がある。茎葉は小さく柄がない。花は直径10~13㎜、花弁のように見えるのは雄しべで、花弁はない。萼片は早落性。雄しべは多数つき、長さ5~8㎜、葯は白色。花糸も白色で、先がやや幅広い。雌しべは多数つき、黄緑色。痩果は長さ2.5~3.5㎜の広卵形、キツネノボタンに似ている。2倍体2n=16
 オクモミジカラマツ var. borealis は葉裏に軟毛が散生する変種である。
 母種のTrautvetteria caroliniensis はU.S.A、カナダに分布している。アメリカ東部に分布するvar. caroliniensis (Carolina Bugbane)と西部に分布するvar. occidentalis(Western bugbane)がある。両者の違いはあまりなく、変種に分けないのが普通になっている。 オクモミジカラマツ var. borealisも同種としている。日本のvar. japonicaは地理的な問題は別にして、変種に分けるのは恣意的(arbitrary)といわれている(Flora of North America )。USDAでは日本、ロシアも分布域に入れ、var. japonicaには触れていない。
 高さ(30)50~80(150)㎝。葉5~11裂。葉柄の長さ15~45㎝。茎葉の葉柄の長さ0~15㎝。苞葉は2㎝以下。萼片(2.5)3~5(6)㎜、緑色~白色。雄しべ50~100個。長さ5~9(10)㎜。痩果の長さ(2.5)3~4(4)㎜。2n=16
[花期] 7~8月
[草丈] 25~60㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 亜高山の山地
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、ロシア
[撮影] 東館山高山植物園  05.7.31
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