ミタケスゲ  御嶽菅
[学名] Carex michauxiana Boeck. subsp. asiatica Hulten
Carex michauxiana Bocklr. var. asiatica (Hult.) Ohwi
カヤツリグサ科 Cyperaceae  スゲ属
三河の植物観察
  
ミタケスゲの若い穂
ミタケスゲの果胞と鱗片
ミタケスゲ
 和名の由来は深山のスゲの意。遠くから見るとカワズスゲやハリガネスゲを大きくしたような形をしている。ただし、雄小穂と雌小穂があり、長い柄がある。基準亜種 subsp. asiatica は北アメリカに分布する。
 葉は少数つき、幅3~5㎜。頂部の雄性小穂はやや長い柄があり、雌性小穂にも細くて長い柄があり、柄が隠れて目立たない。雌生の小穂は放射状に果胞をつけた金平糖状で、2~4個、上部の穂は頂小穂に接してつき、下部の穂は離れる。苞は葉状で長い。果胞は鱗片の2倍以上の長さがあり、長さ10~13㎜、熟すと開出する。柱頭は3岐。
 ヤチカワズスゲは小穂が雌雄性、雄花が小さく、苞が発達しない。
 カワズスゲはヤチカワズスゲの高山型、ヤチカワズスゲに似て全体に小型。
 ハリガネスゲは雌雄性の小穂が1個だけつく。
[花期] 6~7月
[草丈] 20~50㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 高層湿原
[分布] 在来種   北海道、本州(中部地方以北)、千島、ロシア
[撮影] 長ノ山湿原   03.5.24
栂池自然園   05.7.10
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