マタタビ  木天蓼
[別名] ゴゼノキ
[中国名] 葛枣猕猴桃 ge zao mi hou tao
[英名] silver vine
[学名] Actinidia polygama (Sieb. et Zucc.) Planch. ex Maxim.
マタタビ科 Actinidiaceae   マタタビ属
三河の植物観察
マタタビの両性花
マタタビの雌しべと雄しべ
マタタビの花裏
マタタビの葉裏の脈の毛
マタタビの葉裏の毛
マタタビの果実
マタタビの熟した果実
マタタビの胞子
マタタビ
マタタビ両性花
マタタビ雄花
マタタビ種子
マタタビ葉表
マタタビの葉裏
 猫科の動物が大好きなことでよく知られている。花期には、葉の先が白くなり、林縁で目立つ。
 蔓は淡褐色~紫黒色、若い蔓は褐色の細毛がある。葉は互生し、葉柄は長さ(1)1.5~3.5(7)㎝、紫赤色を帯びる。葉身は長さ(6)7~14㎝、幅(3.5)4.5~8㎝の広卵形~長楕円状卵形、先は尖り、基部は円形~広楔形、縁に細鋸歯があり、葉裏の脈上に毛がある。側脈は6~7対。開花の時期に葉の一部が白色になる。若葉には葉裏に毛が密生する。雌雄異株。雌株には直径2~2.5㎝の両性花がつき、雄株には同形の雄花がつく。花弁は白色、長さ0.8~1.3㎝の倒卵形~長楕円状倒卵形。両性花は雄しべ多数、子房上位。子房は長さ4~6㎜、壺形、無毛。花柱は長さ3~4㎜、白色の線形、約26~27個、基部は合着し、幅約2㎜の幅広の基部から放射状に出る。両性花は下部から開花し、花弁は早期に雄しべとともに落ちてしまうため、花弁のない雌花のように見える。雄花は雄しべが多数つき、雌しべは退化し、子房が小さく、花柱も小さい。花糸は白色、長さ5~6㎜。葯は黄色、長さ1~1.5㎜、卵形、基部が矢尻形。花粉は白色。萼片は5個、卵形~惰円形、雄花の萼片は花弁とともに落ち、雌花の萼片は果時にも残る。果実は長さ2~2.5㎝の液果、先が嘴状に細くなり、9~10月頃、橙黄色に熟す。種子は長さ1.5~2㎜。 2n= 58,116
 湿地に生えるハンゲショウも葉が花期に白くなるが、葉の根元の部分である。
 サルナシは葉の質が硬く、やや光沢があり、白くならない。果実の先が丸い。
 ミヤママタタビは葉が白くなってから淡紅色を帯びてくる。
[花期] 6~7月
[樹高] つる性
[生活型] 落葉木
[生育場所] 山地
[分布] 在来種  日本全土、中国東北部、朝鮮、サハリン
[撮影] 新城市  12.7.2
設楽町   15.6.22(満開) 
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