クロマメノキ var. japonicum と ヒメクロマメノキvar. alpinumの2変種に分ける見解もあるが、広義にクロマメノキ Vaccinium
uliginosum と扱われることが多い。
葉は互生し、無毛、長さ1~3㎝の倒卵形~惰円形、全縁、葉先は円形、網状の脈が隆起して目立つ。葉柄は長さ1~2㎜。花は葉腋に下向きにつく。花冠は長さ4~5㎜の白色の壺形、先が5浅裂する。雄しべ10個。萼は先が5裂し、裂片は3角状。花柄は長さ3~7㎜。果実は直径8~10㎜の球形の液果、黒紫色に熟し、粉白を帯びる。 果実は食べると甘く、アサマブドウと呼ばれる。2n=24,48,72
アカモノは萼が赤色で毛が密生し、果実が上向きにつき、赤色。
シラタマノキは花がやや似ている。葉に鋸歯があり、果実が白色。