コヒルガオ 小昼顔

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Flora of Mikawa

ヒルガオ科 Convolvulaceae ヒルガオ属

中国名 打碗花 da wan hua
英 名 Japanese false bindweed
学 名 Calystegia hederacea Wallich.
コヒルガオ花2
コヒルガオ花横
コヒルガオ苞と花柄の翼
コヒルガオ萼片
コヒルガオ
コヒルガオ葉表
コヒルガオ葉裏
コヒルガオ雌しべ・雄しべ
花 期 6~10月
高 さ つる性
生活型 多年草
生育場所 日当たりの良い野原、道端
分 布 在来種  本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、モンゴル、ロシア、インド、ナパール、パキスタン、マレーシア、ミャンマー、アフガニスタン、タジキスタン、北アフリカ
撮 影 幸田町 11.11.2
和名はヒルガオより全体が小型であることに由来する。地下茎を広げて、伸びる。葉は互生し、葉先が普通、鋭頭、基部が張り出したほこ形、張り出した耳の部分が2裂する。花は小形のロート形。花冠は直径3~4㎝、五角状になることが多い。蕾は螺旋形に巻いている回旋状。花柄の上部に狭い縮れた翼があるのが特徴である。ただし、ほとんど痕跡が残る程度のものもある。萼片5個は、2個の苞が包んでいる。苞は長さ1~2㎝の3角状卵形、鋭頭。雄しべ5個、葯は先が尖る。雌しべ1個。柱頭2個。結実することは少ない。2n=22,30
 ヒルガオは花冠の直径が5~6㎝と大きく、葉の先が鈍頭、葉の基部が下側方へ張り出し、苞が大きく、鈍頭、葉柄に翼がない。ただし、葉の形は中間的なものも多く、雑種はアイノコヒルガオという。