カラスウリ  烏瓜
[中国名] 王瓜 wang gua
[英名] Japanese snake gourd
[学名] Trichosanthes cucumeroides (Ser.) Maxim.
Trichosanthes ovigera Blume subsp. cucumeroides (Seringe) C. Jeffrey.
ウリ科 Cucurbitaceae  カラスウリ属
三河の植物観察
カラスウリ花
カラスウリ実
カラスウリ熟した実
カラスウリ若葉
カラスウリ葉2
カラスウリの種子
カラスウリ
カラスウリの葉
カラスウリの葉裏
 学名は諸説あり、カラスウリをTrichosanthes ovigera としていることもある。ケカラスウリがTrichosanthes ovigeraであり、果実や種子が異なる。カラスウリはいくつかの変種に分けられ、ホソミノカラスウリvar. stenocarpa は果実が長さ7~9㎝、幅2.5~4㎝。マルミノカラスウリvar. globosa は無毛である。しかし、最近はこれらを分けないのが普通である。
 葉は長さ6~10㎝、3~5浅裂又は中裂する。裂片は尖ったり、丸かったりと変化が多い。葉の表面は短毛が密生し、ビロードのようである。葉裏は白毛が密生し、白味を帯びる。花冠は5深裂し、ふちがレース状になる。花は日が暮れてから開き、夜明けにはしぼむ。果実長さ 6~7㎝、幅4~5.5㎝で、朱赤色に熟す。種子は幅約1㎝、カマキリの頭に似た形である。花の写真は午後6時の撮影であり、蕾が開き始めた中で、咲いていたものである。2n=44
 ケカラスウリ(テングカラスウリ)Trichosanthes ovigera=Trichosanthes rostrata=Trichosanthes pilosa は九州~沖縄、中国、熱帯アジアに分布し、中国名は全缘栝楼(quan yuan gua lou)。 葉表に軟毛、葉裏に短毛が密生する。果実は長さ5~8㎝、幅3~4㎝、先が嘴状に尖る。2n=22
 ヘビウリ Trichosanthes anguina = Trichosanthes cucumerina は昼間に開花し、果実は1~2mと長く、熱帯で栽培され、食用とされる。中国名は蛇瓜(she gua) 。カラスウリの変種Trichosanthes cucumeroides var. anguinaに分類されることもある。2n=22
 キカラスウリは葉が無毛で、花がカラスウリより大きく、花冠の裂片が広いのが特徴。
 スズメウリは葉が三角状卵心形で、果実が直径約1㎝と小さく、熟すと白くなる。
[花期] 7~9月
[草丈] つる性
[生活型] 多年草
[生育場所] やぶ、草地
[分布] 在来種  本州、四国、九州、中国、台湾
[撮影] 幡豆町三ヶ根山    09.8.3
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