カキノキ  柿の木
[中国名] 柿 shi
[英名] Chinese persimmon, Japanese persimmon, kaki, kaki persimmon, Oriental persimmon
[学名] Diospyros kaki Thunb. var kaki
カキノキ科 Ebenaceae カキノキ属
三河の植物観察
カキノキ雄花序
カキノキ雄花
カキノキ雌花
カキノキの子房
カキノキの果実
カキノキの落ちた果実
カキノキ次郎柿の種子
カキノキ次郎柿の種子の表面
カキノキ
カキノキの葉
カキノキの葉裏
カキノキ葉紅葉
カキノキの葉裏
 古くから栽培され、山地に野生化している。野生のものは果実が球形に近く、渋い。栽培品種が多数ある。豊橋市(石巻地区)は次郎柿の生産量が日本一であり、西三河の幸田町は筆柿の生産量が日本の95%を占める。
 幹は茶褐色、樹皮が不規則に細かく割れる。若い小枝は黄褐色の毛が密生~無毛、ときに皮目がある。葉は楕円形~卵形~倒卵形、長さ(5)7~18㎝、幅(3)4~9㎝、全縁、葉表は無毛又はほぼ無毛、中脈に毛があり、側脈は5~7対、葉裏の全体に黄褐色の短毛がある。葉先は鋭形~鈍形、葉基部は鋭形~鈍形~円形。葉柄は長さ8~20㎜、ほぼ無毛。雌雄同株又は雌花のみ(栽培種の富有柿や次郎柿)。雄花は集散花序に3~5個つき、黄白色~白色~帯赤色、花冠が長さ6~9㎜、雄しべ16~24個、萼が小さい。雌花は単生し、花冠は黄白色、長さ9~16㎜、柱頭は4裂し、子房は無毛、萼が大きい。果実が直径3.5~8.5㎝(栽培種は10㎝以上になる大きいものも多い)。種子は扁円形(富裕柿)~広卵形(次郎柿)~長楕円形(筆柿)。
 ヤマガキ Diospyros kaki var. sylvestrisは山に自生し、栽培品種の接ぎ木の台木として利用されている。もともと日本に自生していたのか不明であり、中国原産とする説もある。栽培品種に比べ、葉が長さ7~13㎝と小形で黄褐色の毛が多く、小枝に密生する。雌花の子房に黄褐色の短毛が多い。果実は長さ2~5(普通3)㎝。
 マメガキ Diospyros lotus  中国原産。葉裏は淡緑色、白色の毛がある。葉柄は長さ3~10㎜。雄花は小さく、1~3個ずつ、雌花は1個ずつつく。果実は直径1.5~2㎝のほぼ球形、柿色~暗紫色に熟す。
 リュウキュウマメガキ(シナノガキ) Diospyros japonica 葉裏は緑白色を帯び、ほとんど無毛。葉柄が14~25㎜と長い。雄花は小さく、1~3個ずつ、雌花は1個ずつつく。果実は直径2~2.5㎝のほぼ球形、柿色~暗紫色に熟す。
[花期] 5~6月(果期 10~11月)
[樹高] 5~15m
[生活型] 落葉高木
[生育場所] 山地の林内、林縁
[分布] 帰化種 中国、台湾、ミャンマー原産
[撮影] 豊橋市  16.5.14(花)
幸田町  12.10.4(果実)
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