ヒシ  菱
[中国名] 丘角菱 qiu jiao ling
[学名] Trapa japonica Flerov
Trapa bispinosa Roxb. var. iinumae Nakano
Trapa natans L. var. bispinosa Makino, excl. basion.
ミソハギ科 Lythraceae  ヒシ属
三河の植物観察
ヒシの芽
ヒシの花
ヒシの果実
ヒシの葉
ヒシ
 菱形というのはこのヒシの葉の形から出来た語である。ヒメビシとオニビシの雑種起源の可能性があると推定されている。ヒメビシとヒシが混生することもあり、果実がオニビシに似て角が4本あってヒシ程度の大きさの中間のものもある。これはコオニビシと呼ばれている。Flora of Chinaではヒシをオニビシに含めている。ヒシ科 Trapaceae はミソハギ科に含められた。
 葉は長さ3~6㎝の広菱形。基部を除いて不揃いの鋭い鋸歯がある。葉柄の中部に膨らんだ浮きがついている。花は水面に出て咲き、直径約1㎝。花弁は4個。果実は横の長さ30~50㎜の菱形で、角が2本つき、水中で熟し、水に浮く。2n=96。
 ヒメビシ Trapa incisa の果実は長さ約20㎜、角が4本。2n=48
 オニビシTrapa natans はアジア、アフリカ、ヨーロッパに分布する。果実が長さ45~75㎜と大きく、角がヒメビシのように4本ある。中国名は欧菱(ou ling)。 2n=48、(Flora of China 果実の角は2~4本、2n= 44, 46, 48, 76, 90, ?96)
[花期] 7~10月
[草丈] 浮葉植物
[生活型] 1年草
[生育場所] 池、沼
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア
[撮影] 蒲郡市 05.9.17
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