ヒメコヌカグサ  姫小糠草
[学名] Agrostis valvata Steud.
イネ科 Poaceae  ヌカボ属(コヌカグサ属)
三河の植物観察
ヒメコヌカグサの花序
ヒメコヌカグサの小穂
ヒメコヌカグサの葉舌
ヒメコヌカグサの茎と枝
ヒメコヌカグサ
ヒメコヌカグサの枝の花序
ヒメコヌカグサの小穂と果実
 開発による湿地、湿潤地の減少により、全国的に絶滅寸前であり、絶滅危惧種に指定されている。
 根茎はなく、茎は無毛で、平滑、叢生する。葉は柔らかく、無毛。葉舌は長さ2.5~3㎜、白色、膜質。葉鞘は無毛。円錐花序にまばらに小穂をつける。花序の枝は開出する。小穂は外来種の道端や畦道などに生育するコヌカグサ(レッドトップ)と同様に、淡緑色~淡紫色を帯び、長さ2.5~3㎜、無芒。小花は1個。苞穎は護穎よりわずかに短く、第2苞穎は第1苞穎より幅が広い。小花が苞頴よりやや大きいのが特徴である。護頴は薄膜質、3脈がある。内穎は微小。
 コヌカグサはヒメコヌカグサより小穂がやや密につき、花序枝の基部近くまで小穂がつく。また、内頴は護穎の半長より長く、匍匐根茎がある。
 ヌカボは花序の枝が開出しない。
 ヌカキビは小穂がまばらにつくが、枝から垂れ下がる。
[花期] 5~6月
[草丈] 40~70㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 林縁の湿潤地、湿地
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(関東以西)、四国、九州
[撮影] 幡豆町 11.5.18
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