ダイモンジソウ  大文字草
別名] トウホクダイモンジソウ
[学名] Saxifraga fortunei Hook.f. var. incisolobata Nakai
Saxifraga fortunei Hook.f.  (広義)
ユキノシタ科 Saxifragaceae  ユキノシタ属
三河の植物観察
ダイモンジソウの花序
ダイモンジソウの花
ダイモンジソウ花2
ダイモンジソウ葉
ダイモンジソウ葉2
ダイモンジソウ
 ミヤマダイモンジソウvar. alpinaをダイモンジソウに含め、var. alpinaをダイモンジソウとする見解もある。自生種はあまり見られないが、よく栽培されており、園芸品種も多数ある。
 葉は根生し、長い葉柄があり、長さ3~15㎝の腎円形、掌状に5~17個に浅裂し、 葉の表面まばらに毛が生えるか無毛。長い花茎の先の集散花序に花を多数つける。花は白色まれに淡紅色の5弁花。上部の3個の花弁が長さ3~4㎜と短く、下部の2個の花弁が長さ4~15㎜と長く、花が「大」の文字の形となる。雄しべは10個、上部の花弁とほぼ同長。葯は橙色。花柱2個。果実は長さ4~6㎜の蒴果。種子は長さ0.8㎜。2n=22
 基本変種 var. fortunei は中国に分布し、齿瓣虎耳草 chi ban hu er cao という。
 ミヤマダイモンジソウvar. alpina は北海道、本州(中部以北)、千島、サハリンに分布し、全体に小型、花の下部の花弁があまり長くならない。
 トウホクダイモンジソウvar. mutabilis は本州(東北、北陸地方)に分布し、葉の変化が多い。最近では区別しない。
 チョウセンダイモンジソウvar. koraiensis は朝鮮、中国に分布する。
 ウチワダイモンジソウvar. obtusocuneata は葉が倒卵形、葉の基部が楔形。
 イズノシマダイモンジソウvar. jotanii 房総半島やと伊豆七島に分布する。葉は腎円形で厚く、花茎や花柄に長腺毛がある。
 ナメラダイモンジソウ var. suwoensis は本州(中部以西)、九州に分布し、葉が中裂する。
 ジンジソウ Saxifraga cortusifolia は花の上部の3個の花弁が小さなスペード形で黄色い斑点がある。
[花期] 9~10月
[草丈] 5~30㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 渓流沿いの岩場
[分布] 在来種  本州、四国、九州
[撮影] 新城市(鳳来町) 06.11.3
TOP Back