アブラガヤ  油茅
[別名] アイバガヤ(狭義)
[中国名] 球穗藨草 qiu sui biao cao (広義)
[学名] Scirpus wichurae Boecklr.
Scirpus wichurae Boecklr. form. wichurae (狭義)
カヤツリグサ科  Cyperaceae  クロアブラガヤ属
三河の植物観察
アブラガヤ蕾
アブラガヤ熟した小穂
アブラガヤ小穂拡大
アブラガヤ鱗片
アブラガヤ葉鞘
アブラガヤ茎
アブラガヤ
アブラガヤ小穂の初期
アブラガヤ小穂の中間期
アブラガヤ花序の分岐
アブラガヤ果実
 和名の由来は花序が油光りし、油臭いことから。
 叢生し、匐枝は出さない。茎は太く、節があり、鈍い3稜形。葉は幅0.5~1㎝。茎の先及び葉腋に花序を出し、さらに分枝して小穂を付ける。果実が熟すと茶褐色に色が変わる。果実は扁平に近い、長さ約1㎜の3稜形。刺針状花被片は糸状で、縮れ、果実が熟すと鱗片から先が出て、毛が生えたように見える。
 アブラガヤはいくつかの品種などに細分類され、定説がなく、広義に扱われることも多い。チュウゴクアブラガヤ(subsp. lushanensis)やエゾアブラガヤ(subsp. asiatisus)も含めるという見解もある。日本以外の朝鮮、中国、インド、ブータン、バングラデシュ、インドネシア、タイに分布するのは広義のものである。
 アイバソウ form. wichurae は小穂が枝先に単生する。
 アブラガヤ(狭義) form. concolor (Maxim.)T.Koyama は小穂が枝先に2~3個集まってつく。
 シデアブラガヤ form. cylindoricus (Makino)Nemoto は小穂が長さ約1.3㎝の円筒状で束生する。
 エゾアブラガヤ(ヒゲアブラガヤ)は刺針状花被片が長く、毛が密生したように見える。
[花期] 8~10月
[草丈] 100~150㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 湿地
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、
[撮影] 岡崎市  06.7.22
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