コマツカサススキ  小松毬薄
[別名] タマススキ
[学名] Scirpus fuirenoides Maxim.
カヤツリグサ科 Cyperaceae  クロアブラガヤ属
三河の植物観察
コマツカサススキの花序
コマツカサススキの穂
コマツカサススキの穂
刺針状花被片
コマツカサススキ
コマツカサススキの果実
 葉は硬く、幅3~4㎜。苞は葉状で、長い。茎頂、葉腋に球形花序を5~6個、散形又は単生し、花序の枝は複分枝しない。球状花序には小穂が10~30個集まる。小穂は長さ5~7㎜。鱗片は幅1~1.2㎜の長卵形。痩果は長さ1.3~1.5㎜、淡褐色、倒卵形、表面に細かい凸凹がある。刺針状花被片は6個つき、果実が熟すとが小穂の外に見えるようになり、傘の骨のように広がる。刺針状花被片の基部にはやや長い小刺がつく。2n=64,72
 マツカサススキ Scirpus mitsukurianus は本州、九州、四国に分布し、花序の枝が複分枝し、球形花序が多数つくのが特徴である。球状花序には小穂は10~25個つく。小穂は長さ4~5㎜と小さく、鱗片の幅が0.5~0.8㎜と狭い。
 ヒメマツカサススキ Scirpus karuisawensis =Scirpus fuirenoides var. karuisawensis は本州(長野県、山梨県)、朝鮮、中国に分布し、中国名は华东藨草 hua dong biao cao 。花序の枝は複分枝する。球状花序につく小穂が少なく、5~10個。小穂は長さ5~9㎜。鱗片の幅は1~1.3㎜。痩果は長さ約1㎜。
[花期] 8~9月
[草丈] 80~120㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 山野の湿地
[分布] 在来種(日本固有種) 本州、九州
[撮影] 新城市  07.9.8
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