シロムカデゴケ 白百足木毛
Flora of Mikawa
ムカデゴケ Physciaceae ムカデゴケ属
別 名 | オリエントムカデゴケ |
学 名 | Physcia orientalis KASHIW |
分 類 | 子嚢地衣類(Ascolichens) |
生育形 | 葉状 |
大きさ | 直径 3~8㎝ |
生育場所 | 低地の樹皮、石垣、岩上 |
分 布 | 在来種 本州(関東地方以西)、四国、九州、 |
撮 影 | 蒲郡市(神社の石垣) 14.3.27 |
葉状地衣。低地の樹皮又は岩上に着生する。地衣体は灰白色~灰緑色、直径3~8㎝、裂片はコフキジリナリアより広く、幅1~2.5(4)㎜、裂片の先端の間に隙間があり、付着が弱い。ソラリアは裂片の縁や、中央部につき、きれいな円形にならない。腹面は肌色~淡褐色、灰白色~灰色の短い偽根を散生する。子器はまれ、直径2㎜以下。子器盤は褐色~茶褐色。胞子は厚膜、Pachysporaria型。アトラノリンとゼオリンを含む。
コフキジリナリア Dirinaria applanata はよく似ているが裂片が狭く、幅約1㎜、裂片の間が密着し、隙間がない。
コフキシロムカデゴケ Physcia caesia は世界に広く分布し、樹皮、岩上に着生する。灰色~暗灰色、白斑がある。粉芽が裂片の縁に縁生し、ときに頭状のソラリアをつける。子器は直径1.5㎜以下、盤は黒褐色。皮層、髄層:K+黄色, C-, KC-, P+黄色。
イワムカデゴケ Physcia stellaris は世界に広く分布し、樹皮に着生する。地衣体は直径4㎝以下、灰色~クリーム色、縁が淡色になる。裂片は幅1㎜以下。粉芽や裂芽はない。腹面は白色~褐色を帯びる。子器は直径1㎜以下が普通、大きいもので1.5㎜、盤は灰色~紅灰色~黒色。皮層:K+黄色, C-, KC-, P+黄色、髄層:K-, C-, KC-, P-。
コフキジリナリア Dirinaria applanata はよく似ているが裂片が狭く、幅約1㎜、裂片の間が密着し、隙間がない。
コフキシロムカデゴケ Physcia caesia は世界に広く分布し、樹皮、岩上に着生する。灰色~暗灰色、白斑がある。粉芽が裂片の縁に縁生し、ときに頭状のソラリアをつける。子器は直径1.5㎜以下、盤は黒褐色。皮層、髄層:K+黄色, C-, KC-, P+黄色。
イワムカデゴケ Physcia stellaris は世界に広く分布し、樹皮に着生する。地衣体は直径4㎝以下、灰色~クリーム色、縁が淡色になる。裂片は幅1㎜以下。粉芽や裂芽はない。腹面は白色~褐色を帯びる。子器は直径1㎜以下が普通、大きいもので1.5㎜、盤は灰色~紅灰色~黒色。皮層:K+黄色, C-, KC-, P+黄色、髄層:K-, C-, KC-, P-。