カジゴケ
Flora of Mikawa
リトマスゴケ Roccellaceae カシゴケ属
学 名 | Cresponea proximata (Nyl.) Egea et Torrente |
分 類 | 子嚢地衣類(Ascolichens) |
生育形 | 痂状 |
生育場所 | 樹皮上 |
分 布 | 在来種 本州(関東以西)、四国、九州、中国、マレーシア、フィリピン、パプアニューギニア、オーストラリア、アフリカ |
撮 影 | 田原市(樹幹) 14.3.19 |
痂状地衣。日陰の樹幹につく。地衣体は緑褐色、平滑。子器はレキデア型(子器盤の周囲が黒く、果托がない)、直径0.5~1.5㎜、子器盤は緑色~黄色の粉霜で覆われ、子器が大きくなっても盤の周辺部に粉が残ることが追い。縁は黒色、厚さ30~50µmと薄い。日本では次の2種を含めて3種が確認されている。採取して細部を確認していないため、カシゴケとした。
ニセカシゴケCresponea macrocarpoidesは子器の縁が厚さ80~130µm、子器が大きくなると盤の粉霜が取れやすい。
ヒメカシゴケCresponea japonicaは子器の縁が厚さ30~50µm。子器が大きくなっても盤の粉霜は残る。2009年に報告された新種。
ニセカシゴケCresponea macrocarpoidesは子器の縁が厚さ80~130µm、子器が大きくなると盤の粉霜が取れやすい。
ヒメカシゴケCresponea japonicaは子器の縁が厚さ30~50µm。子器が大きくなっても盤の粉霜は残る。2009年に報告された新種。