イソカラタチゴケ 磯枸橘木毛

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Flora of Mikawa

サルオガセ Usneaceae カラタチゴケ属

学 名 Ramalina litoralis Asah.
イソカラタチゴケ2
イソカラタチゴケ3
イソカラタチゴケ
分 類 子嚢地衣類(Ascolichens)
生育形 樹枝状
大きさ 高さ 1~3㎝
生育場所 海岸の岩上
分 布 在来種  北海道、本州、四国、九州、小笠原諸島、台湾
撮 影 田原市(渥美半島)岩上   07.6.30
地衣体は中実、樹枝状、岩上に着生し、直立する。高さ1~3㎝、分枝の幅1~2㎜、扁平、緑白色、擬盃点がある。皮層がある。髄層はくもの巣状、軟骨質の中軸を欠く。共生藻はトレブクシア。粉芽はつかない。ジバリカート酸、オブツザート酸、シュウ酸石灰を含む。写真はイソカラタチゴケモドキの可能性もある。
 イソカラタチゴケモドキは本州(太平洋岸)に分布する。イソカラタチゴケに似て石花酸、ラマニノール酸を含む。
 イワカラタチゴケは裂片の先に粉芽をつける。
 ハマカラタチゴケは粉芽がなく、擬盃点もない。
 カラタチゴケは樹皮に着生する。表面に白色の擬盃点が少数ある。