ハナゴケ 花木毛

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Flora of Mikawa

ハナゴケ Cladoniaceae ハナゴケ属

別 名 トナカイゴケ
英 名 greygreen reindeer lichen , reindeer lichen
学 名 Cladonia rangiferina (L.) Web.
ハナゴケ2
ハナゴケ3
ハナゴケ4
ハナゴケ
分 類 子嚢地衣類(Ascolichens)
生育形 痂状(顆粒状)~樹枝状
大きさ 高さ 5~12㎝
生育場所 低地~高山の地上、岩上
分 布 在来種  北海道、本州、四国、九州、北半球に広く分布、南アメリカにも分布
撮 影 昭和の森  04.4.3
日当たりのよい場所を好み、低地ではアカマツ林などの地上に群生することが多く、低地に見られるものは子柄の先端が細く伸びるのが普通。ツンドラ地帯にも生え、冬期のトナカイ(reindeer) の餌になっている。
 基本葉体は顆粒状の痂状(かじょう)、皮層がなく、早期に消滅する。子柄は中空、直立し、高さ50~120㎜、幅0.8~1.8㎜、灰白色~黄色を帯びた白色~まだら又は褐色に汚れ、不同長に繰り返し分枝し、仮軸を形成する。皮層は厚さ約20µm。外髄と内髄があり、共生藻は外髄にある。子器 apothecia は枝先につき、小さく、レキデア型で果殻は炭化しない。胞子は1室、惰円形。スポットテスト 地衣体:K+黄色 , P+橙赤色~赤色。二次代謝物質は アトラノリン、フマールプロトセトラール酸を含む。