ウチワゴケ 団扇苔
Flora of Mikawa
コケシノブ科 Hymenophyllaceae アオホラゴケ属
中国名 | 团扇蕨 tuan shan jue |
[英名] | tiny bristle fern |
学 名 | Crepidomanes minutum (Bl.) K. Iwats. |
高 さ | 1~2㎝ |
生活型 | 常緑性 |
生育場所 | 暖地の岩上、樹幹 |
分 布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、ロシア、インド、ブータン、ネパール、スリランカ、カンボジア、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン、オ-ストラリア、アフリカ、太平洋諸島 |
撮 影 | 新城市 06.2.25 |
和名は葉が円く、団扇(うちわ)のように見えることから。コケのようでシダの類とは思えないほど小さなシダである。
根茎は直径0.2~0.3㎜の暗褐色~黒色の糸状、赤褐色~暗褐色の毛を密生し、不規則に分枝し、岩などを這う。葉柄は暗褐色~暗緑色、糸状、長さ1~10㎜、基部には毛が密生する。葉は間隔が3~12㎜離れてつき、葉身は長さ1~2㎝、幅0.5~1.5㎝の扇形~卵形、透けそうなほどたいへん薄く、しわがあり、縁が不規則に切れ込む。最終裂片は長さ1.5~8㎜、幅0.3~2㎜。 葉脈は縁に達する。ソーラスは辺縁につき、コップ状。2n=72,108,144
根茎は直径0.2~0.3㎜の暗褐色~黒色の糸状、赤褐色~暗褐色の毛を密生し、不規則に分枝し、岩などを這う。葉柄は暗褐色~暗緑色、糸状、長さ1~10㎜、基部には毛が密生する。葉は間隔が3~12㎜離れてつき、葉身は長さ1~2㎝、幅0.5~1.5㎝の扇形~卵形、透けそうなほどたいへん薄く、しわがあり、縁が不規則に切れ込む。最終裂片は長さ1.5~8㎜、幅0.3~2㎜。 葉脈は縁に達する。ソーラスは辺縁につき、コップ状。2n=72,108,144