チャセンシダ 茶筌羊歯
Flora of Mikawa
チャセンシダ科 Aspleniaceae チャセンシダ属
中国名 | 铁角蕨 tie jiao jue |
[英名] | maidenhair spleenwort |
学 名 | Asplenium trichomanes L. Asplenium trichomanes L. subsp. quadrivalens D.E.Mey. |
高 さ | 10~30㎝ |
生活型 | 常緑性 |
生育場所 | 岩上、石垣 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、世界に広く分 布 |
撮 影 | 鳳来寺山 04.11.27 |
いくつかの細胞型があり、ヨーロッパでは6種が確認されている。2倍体はsubsp. trichomanes 、4倍体はsubsp. quadrivalens(=Asplenium
quadrivalens) と亜種や別種に分類されている。2倍体は2n=72、胞子の長さ27~32μm。4倍体は2n=144、胞子の長さ37~43μm。雑種もある。
根茎は短く、直立し、葉は叢生する。。葉柄は長さ2~8㎝、紫褐色~黒褐色、光沢があり、翼は無い。葉身は薄い紙質、長さ 10~25㎝、幅0.9~1.6㎝の線形、先が尖り、単羽状葉。中軸は紫褐色~黒褐色で、中軸の両側に狭い翼があり、裏側には無い。羽片は20~30対つき、楕円形、上下の羽片が小さい。羽脈は2分岐。ソーラスは長さ1~3.5㎜、長い楕円形~線形。普通、無性芽はつかないが、つくときもある。
イヌチャセンシダ Asplenium tripteropus の中軸には両側の翼のほか、裏面にも翼が1本つく。
アイチャセンシダ Asplenium trichomanes x A. tripteropus はイヌチャセンシダとの雑種。
アオチャセンシダ Asplenium viride は葉柄下部を除いて、中軸も緑色。
根茎は短く、直立し、葉は叢生する。。葉柄は長さ2~8㎝、紫褐色~黒褐色、光沢があり、翼は無い。葉身は薄い紙質、長さ 10~25㎝、幅0.9~1.6㎝の線形、先が尖り、単羽状葉。中軸は紫褐色~黒褐色で、中軸の両側に狭い翼があり、裏側には無い。羽片は20~30対つき、楕円形、上下の羽片が小さい。羽脈は2分岐。ソーラスは長さ1~3.5㎜、長い楕円形~線形。普通、無性芽はつかないが、つくときもある。
イヌチャセンシダ Asplenium tripteropus の中軸には両側の翼のほか、裏面にも翼が1本つく。
アイチャセンシダ Asplenium trichomanes x A. tripteropus はイヌチャセンシダとの雑種。
アオチャセンシダ Asplenium viride は葉柄下部を除いて、中軸も緑色。