オオキジノオ 大雉の尾
Flora of Mikawa
キジノオシダ科 Plagiogyriaceae キジノオシダ属
中国名 | 华中瘤足蕨 hua zhong liu zu jue |
学 名 | Plagiogyria euphlebia (Kunze) Mett. |
高 さ | 40~100㎝(大きいものは2m) |
生活型 | 常緑性 |
生育場所 | 山地の林下 |
分 布 | 本州(関東地方以西)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、インド、ブータン、ネパール、ミャンマー、ベロナム、フィリピン |
撮 影 | くらがり渓谷 04.11.25 |
根茎は斜上し、葉を叢生。葉は2形。栄養葉の葉柄は長さ(7)25~35(70)㎝、胞子葉の葉柄は長さ(9)40~75㎝と長い。葉柄と中軸の背は丸く、表面は平たく溝がある。胞子をつけない葉の葉身は長さ(11)20~60(135)㎝、幅
(7)12~30(40)㎝、 葉は革質。単羽状葉、下部の羽片には明瞭な柄があり、頂羽片のすぐ下の基部が沿着する側羽片がやや長く、頂羽片が明稜。上部の羽片の基部で中軸に接する部分(沿着)の幅が上側が狭く、下側は広い。胞子葉は直立し、葉身が長さ
(9)20~50(80)㎝、幅(3)10~20(33)㎝、羽片が線形。胞子嚢群は中軸に沿ってつく。2n=260
キジノオシダ Plagiogyria japonica は羽片の柄がほとんどなく、上部の羽片の基部で柄に接する部分(沿着)の幅が上側は広く、下側が狭い。
タカサゴキジノオ Plagiogyria adnata は頂羽片がはっきりしない。羽片基部の上側だけが広く中軸に沿着する。
キジノオシダ Plagiogyria japonica は羽片の柄がほとんどなく、上部の羽片の基部で柄に接する部分(沿着)の幅が上側は広く、下側が狭い。
タカサゴキジノオ Plagiogyria adnata は頂羽片がはっきりしない。羽片基部の上側だけが広く中軸に沿着する。