ヌリトラノオ 塗虎の尾
Flora of Mikawa
チャセンシダ科 Aspleniaceae チャセンシダ属
中国名 | 倒挂铁角蕨 dao gua tie jiao jue |
[英名] | rainforest spleenwort |
学 名 | Asplenium normale D.Don |
高 さ | 10~30㎝ |
生活型 | 常緑性 |
生育場所 | 山地のやや湿った岩上 |
分 布 | 本州(伊豆半島以西)、四国、九州、沖縄、中国、台湾、インド、ブータン、ネパール、スリランカ、ミャンマー、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、太平洋諸島、熱帯アフリカ |
撮 影 | 鳳来町 04.3.21 |
根茎は短く、葉を叢生。葉柄は長さ5~15(21)㎝、光沢があり、暗紫色~黒色。葉身は長さ12~14(28)㎝、幅2~3(3.6)㎝、披針形~線状披針形、単羽状葉、先が次第に細くなり、先端付近の無性芽をつける。羽片は多数つき、三角状長楕円形で、円頭。前側に耳が張り出す。ソーラス(胞子嚢群)は長楕円形で、耳の部分にもつく。2n=72,144,216,288
シモツケヌリトラノオ Asplenium boreale は羽片が丸味を帯び、先端の羽片が小型で、無性芽をつけない。
テンリュウヌリトラノオAsplenium shimurae は無性芽を数個つける。
ホウビシダは根茎が長く這い、葉が薄く、羽片の先が尖る。
カミガモシダAsplenium oligophlebiumは本州(新潟県、岐阜県以西)、四国、九州に分 布する。羽片の幅が狭い。
シモツケヌリトラノオ Asplenium boreale は羽片が丸味を帯び、先端の羽片が小型で、無性芽をつけない。
テンリュウヌリトラノオAsplenium shimurae は無性芽を数個つける。
ホウビシダは根茎が長く這い、葉が薄く、羽片の先が尖る。
カミガモシダAsplenium oligophlebiumは本州(新潟県、岐阜県以西)、四国、九州に分 布する。羽片の幅が狭い。