ミサキカグマ
Flora of Mikawa
オシダ科 Dryopteridaceae オシダ属
中国名] | 中华鳞毛蕨 zhong hua lin mao jue |
学 名 | Dryopteris chinensis (Bak.) Koidz. |
高 さ | 30~50㎝ |
生活型 | 夏緑性 |
生育場所 | 低山地の林下、山麓斜面、道端 |
分 布 | 北海道(渡島)、本州、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 額田町 04.12.5 |
和名は三浦半島の三崎とする説と岬とする説がある。カグマはシダの古名。
根茎は短く、匍匐し、葉は叢生する。根茎と葉柄の鱗片は多く、褐色ときに中部が暗褐色。葉柄は長さ10~20㎝、直径約2㎜、細くて硬く、緑色~褐色、葉身と同長ほどの長さがある。葉柄の上中の鱗片は少なく、ごくまばらにしかない。葉身は薄い紙質、長さは葉柄と同じか長く、幅8~18㎝の五角状広卵形、3~4回羽状中裂。羽片は5~8対つき、最下の羽片は最も大きく、長さ6~12㎝、幅3~8㎝の三角状披針形、長さ 5~10㎜の柄がつく。最下羽片の下向き小羽片が最大、長さ2.5~5㎝、幅1.5~2.5㎝、柄は長さ1.5~3㎜。裂片は長楕円形で、鈍頭。中軸、中肋には小さな披針形、暗褐色の鱗片がある。ソーラスは辺縁寄りにつき、包膜は円腎形、ほぼ全縁。
サクライカグマは最下羽片は大きく鎌形で、ソーラスは中肋寄りにつく。
根茎は短く、匍匐し、葉は叢生する。根茎と葉柄の鱗片は多く、褐色ときに中部が暗褐色。葉柄は長さ10~20㎝、直径約2㎜、細くて硬く、緑色~褐色、葉身と同長ほどの長さがある。葉柄の上中の鱗片は少なく、ごくまばらにしかない。葉身は薄い紙質、長さは葉柄と同じか長く、幅8~18㎝の五角状広卵形、3~4回羽状中裂。羽片は5~8対つき、最下の羽片は最も大きく、長さ6~12㎝、幅3~8㎝の三角状披針形、長さ 5~10㎜の柄がつく。最下羽片の下向き小羽片が最大、長さ2.5~5㎝、幅1.5~2.5㎝、柄は長さ1.5~3㎜。裂片は長楕円形で、鈍頭。中軸、中肋には小さな披針形、暗褐色の鱗片がある。ソーラスは辺縁寄りにつき、包膜は円腎形、ほぼ全縁。
サクライカグマは最下羽片は大きく鎌形で、ソーラスは中肋寄りにつく。