ミドリヒメワラビ 緑姫蕨
Flora of Mikawa
ヒメシダ科 Thelypteridaceae ヒメシダ属
中国名 | 翠绿针毛蕨 cui lü zhen mao jue |
学 名 | Thelypteris viridifrons Tagawa Macrothelypteris viridifrons (Tagawa) Ching |
高 さ | 80~160㎝ |
生活型 | 夏緑性 |
生育場所 | 林縁、道端 |
分 布 | 在来種 本州(宮城県以南)、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 幸田町 11.8.1 |
根茎は短く叢生し、毛の多い赤褐色、披針形の鱗片がある。葉柄は長さ30~50㎝、わら色、基部には灰白色の短毛があり、黒褐色、披針形の鱗片がまばらに圧着する。葉身は鮮緑色、厚い草質、長さは葉柄と同じかやや長く、幅は20~50㎝、3回羽状深裂~複葉。羽片は10~12対つき、披針形、長さ1.5~5㎝の柄がある。小羽片は広披針形~三角状長楕円形と変化が多く、基部は切形で、短い柄があり、羽軸に狭い翼がある。葉脈は裂片の縁に届かない。ソーラスは葉の裂片と小羽軸との中間につき、包膜は小さい円腎形で、縁に1~2本の長軟毛がある。2n=124
ヒメワラビは葉が黄緑色、小羽片の基部が広いくさび形で、無柄。
ヒメワラビは葉が黄緑色、小羽片の基部が広いくさび形で、無柄。