クモノスシダ 蜘蛛の巣羊歯
Flora of Mikawa
チャセンシダ科 Aspleniaceae チャセンシダ属
中国名 | 过山蕨 guo shan jue |
学 名 | Asplenium ruprechtii Kurata |
高 さ | 5~15㎝ |
生活型 | 常緑性 |
生育場所 | 林下の崖、石垣、石灰岩地 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア |
撮 影 | 石巻山 06.3.26 |
和名の由来はくもの巣を張ったよう に葉を伸ばすことから。石灰岩質を好み、岩の隙間に生え、小形。根茎は直立する。鱗片は黒褐色、狭三角形、全縁。栄養葉は小さく、葉柄が長さ1~3㎝、葉身が長さ1~2㎝、幅0.5~0.8㎝、単葉、葉幅は一定ではなく、葉の先端を細長く伸ばし、葉の先に不定芽を生じて増える。栄養葉は大きく、葉柄が長さ1~5㎝、葉身は長さ10~15㎝、幅0.5~1㎝、先が長さ3~8㎝の
鞭状に伸びる。 ソーラスは線形~楕円形、中肋の両サイドに不規則に2列に並ぶ。2n=72