ヘラシダ 箆羊歯

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Flora of Mikawa

イワデンダ科 Woodsiaceae オオシケシダ属

中国名 单叶对囊蕨 dan ye dui nang jue
学 名 Deparia lancea (Thunb.) R.Sano
Deparia lancea (Thunberg) Fraser-Jenkins
Diplazium subsinuatum (Wall.) Tagawa
ヘラシダの葉表
ヘラシダの葉裏
ヘラシダの葉柄
ヘラシダ
高 さ 20~50㎝
生活型 常緑性
生育場所 山麓、山地の日のあたる場所
分 布 在来種  本州(福島県以南)、四国、九州、沖縄、中国、台湾、インド、ネパール、スリランカ、ミャンマー、ベトナム、フィリピン
撮 影 三ヶ根山     03.4.16
ヘラシダ属としている場合が多い。根茎は細く、黒色~褐色、長く這い、叢生する。葉柄は細くて硬く、淡灰色、長さ8~15㎝、 基部に褐色~黒褐色の細い鱗片があり、上部は無毛。葉身は革質、無毛、全縁~波状縁、長さ10~25㎝、幅2~3㎝の披針形~線状披針形、単葉。中肋は裏へ隆起し、表は少しくぼむ。側脈は3~4回分岐し、平行に並び、縁に達する。ソーラスは葉脈に沿い、線形、葉の基部を除き、全面につく。包膜は淡褐色、全縁。胞子は横から見ると、腎形、胞子膜は薄い。