アオネカズラ 蒼根蔓
Flora of Mikawa
ウラボシ科 Polypodiaceae エゾデンダ属
中国名 | 日本水龙骨 ri ben shui long gu |
学 名 | Polypodium niponicum Mett. Polypodiodes niponica (Mett.) Ching |
高 さ | 長く這う |
生活型 | 冬緑性 |
生育場所 | 低山の岩上、樹上 |
分 布 | 在来種 本州(富山県、関東西部以西)、四国、九州、中国、台湾、インド、ベトナム |
撮 影 | 王滝渓谷 05.5.1 |
和名の由来は根茎が灰緑色であることから。根茎は直径約5㎜、岩や樹木を長く這い、垂れ下がる。写真にも灰緑色の根茎が見える。鱗片は暗褐色、狭披針形、鋸歯縁。葉柄は長さ5~15㎝、わら色、有毛。葉身は長さ15~30(40)㎝、幅(8)10~13㎝の楕円状披針形、羽状に深裂。葉は両面に開出毛が生え、柔らかい草質、淡緑色。裂片は15~25対。葉脈は大きな網目になり、その中に1本の遊離脈があり、その先の中肋近くに円形のソーラスをつける。フユノハナワラビと同じように冬緑性。