ヤマトツノゴケモドキ 大和角苔擬
Flora of Mikawa
ツノゴケモドキ科 Notothyladaceae ツノゴケモドキ属
学 名 | Notothylas temperata J.Haseg. |
分 類 | ツノゴケ類 |
高 さ | 1~2㎝(長さ) |
生育場所 | 水田の裸地など |
分 布 | 在来種(日本固有種) 日本の中央部(本州、四国、九州) |
撮 影 | 幡豆町 11.5.31 |
葉状体は緑色、ロゼット状になり、直径1~2㎝程度で、縁が不規則に切れ込み、厚さは8~10細胞。細胞には葉緑体が1個。雌雄同株。包膜は倒伏し、先が不規則に切れ込み、蒴は長さ3~4㎜、傾いてつき、成熟するまで、包膜に包まれる。蒴壁に開裂線はなく、一般に縦方向に裂開する傾向がある。胞子は直径35~45µm、黒褐色、胞子の表面に微細な突起があり、求心面にY字条溝がある。
ツノゴケモドキは関東地方以北に分布し、蒴に明瞭な黒色の開裂線があり、熟すと2裂する。蒴の表皮細胞が厚壁、胞子が黄色。
ジャワツノゴケモドキは四国の太平洋岸、南九州に分布する。蒴壁に開裂線はなく、まったく不規則に裂開し、蒴の表皮細胞は方形で非常に厚壁、胞子が黄色。
ツノゴケモドキは関東地方以北に分布し、蒴に明瞭な黒色の開裂線があり、熟すと2裂する。蒴の表皮細胞が厚壁、胞子が黄色。
ジャワツノゴケモドキは四国の太平洋岸、南九州に分布する。蒴壁に開裂線はなく、まったく不規則に裂開し、蒴の表皮細胞は方形で非常に厚壁、胞子が黄色。