ウマスギゴケ 馬杉蘚
Flora of Mikawa
スギゴケ科 Polytrichaceae スギゴケ属
中国名 | 金发藓 jin fa xian |
英 名] | Common haircap moss, common hair moss, great gold headed |
学 名 | Polytrichum commune L. ex Hedw. Polytrichum commune L. ex Hedw. var. maximowiczii Lindb. |
分 類 | 蘚類 |
高 さ | 5~20(30)㎝ |
生育場所 | 山地の林下 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、世界に広く分布 |
撮 影 | 吉良町 10.9.27 |
大形で、茎は枝分かれせず、直立する。葉は乾くと縮れず、茎に接着し、長さ6~12㎜の披針形、基部は鞘になる。葉鞘部は長さ6~12㎜、卵形。中肋は葉先から短く突出する。葉縁は透明で、上向きの鋭い歯がある。薄板は腹面全体を覆い、5~7細胞の高さがあり、端細胞の断面が凹形。葉鞘の細胞は長さ60~100(China
Moss:65~130 × 9~16)μmの矩形~線形、透明。蒴柄は長さ5~10㎝。蒴の頸部のくびれは深い。蒴歯は64個、長さ160~210µm。胞子は直径9~12µm。n=7
オオスギゴケと同様に日本庭園によく植えられ、オオスギゴケより大形である。ウマスギゴケは日の当たる粘土質の土壌や湿地を好み、オオスギゴケは半日陰を好む。オオスギゴケの蒴の頸部のくびれが浅いことで区別できる。スギゴケは山地から高山帯の日の当たる場所に生え、葉縁が折れ畳まれ全縁。また、中肋が葉先で、芒状になる。
オオスギゴケと同様に日本庭園によく植えられ、オオスギゴケより大形である。ウマスギゴケは日の当たる粘土質の土壌や湿地を好み、オオスギゴケは半日陰を好む。オオスギゴケの蒴の頸部のくびれが浅いことで区別できる。スギゴケは山地から高山帯の日の当たる場所に生え、葉縁が折れ畳まれ全縁。また、中肋が葉先で、芒状になる。