ツチノウエノタマゴケ 土上の玉蘚

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Flora of Mikawa

センボンゴケ科 Pottiaceae コゴケ属

学 名 皱叶小石藓.zhou ye xiao shi xian
英 名] crisp beardless-moss
学 名 Weissia crispa (Hedw.) Mitt.
Weissia longifolia Mitt
Astomum crispum (Hedw.) Schimp. ex Besch.
ツチノウエノタマゴケの蒴
ツチノウエノタマゴケの蒴と蒴柄
ツチノウエノタマゴケの葉先
ツチノウエノタマゴケの葉基部
ツチノウエノタマゴケの胞子
ツチノウエノタマゴケ
ツチノウエノタマゴケ2
ツチノウエノタマゴケ雌苞葉
ツチノウエノタマゴケ葉身細胞
分 類 蘚類
高 さ 0.5~1.5㎝
生育場所 低地の地上
分 布 在来種  日本全土、中国、ロシア、インド、パキスタン、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ
撮 影 幸田町   12.3.7
日本各地で普通に見られる小形の苔。蒴が緑色だと葉に隠れて見えにくいので、蒴が褐色に色づかないと見つけにくい。学名は海外ではWeissia longifolia が使われていることが多い。
 植物体は小さく、葉を含めて15㎜以下。茎は普通、長さ5㎜以下、中心束は弱い。葉は長さ約1㎜の狭披針形で基部は広く、上部は内曲し、乾くと強く縮れる。中肋は葉先から短く突き出る。蒴は球形~楕円状球形、閉鎖花。蒴柄は長さ0.1㎜以下(写真のものは0.13㎜)。蒴帽は小さく、傾いてつく。頭部に突起があるだけで、蓋や蒴歯などはない。雌苞葉は葉よりかなり大きく、蒴は深く沈生する。胞子は褐色。n=13