オオバチョウチンゴケ 大葉提灯蘚
Flora of Mikawa
チョウチンゴケ科 Miniaceae ツルチョウチンゴケ属
中国名 | 圆叶匐灯藓 yuan ye fu deng xian |
学 名 | Plagiomnium vesicatum (Besch.) T.J.Kop. |
分 類 | 蘚類 |
高 さ | 2~5㎝(長さ) |
生育場所 | 渓流沿いの湿った岩上 |
分 布 | 在来種 日本全土、朝鮮、中国、ロシア、ヨーロッパ |
撮 影 | 蔵王山 05.1.16 |
匍匐茎は長さ4~6㎝、黄褐色の仮根が密生し、葉はほぼ扁平につく。葉は長さ4~8㎜、幅2~8㎜、卵形~惰円形、微凸頭で、中肋は葉の先まで届く。葉縁の舷は細長い3~6細胞列。葉縁の歯は全周にあり、単細胞で低く不明瞭なときもある。葉身の細胞は長さ50~60μmの六角形。細胞壁は薄い。雌雄異株。雄植物には雄花盤ができる。蒴柄は長さ2~3㎝。蒴は下垂し、蓋には長い嘴がつく。蒴歯は2列。シリア(内蒴歯の歯間の毛)は3個。胞子は直径20~25μm。n=6,7
ツルチョウチンゴケは葉が長さ5~6㎜の舌形、葉先が凹頭になるときもある。葉縁の舷が2~4細胞列で、葉身細胞が小さく、長さ15~25μmの丸みのある方形。
アツバチョウチンゴケは葉が長さ1㎝と大きく、葉身細胞も大きく、葉縁の舷は2~3細胞列で不明瞭。葉縁の歯が1~3細胞で明瞭。
コツボゴケやヤマトチョウチンゴケは葉先が鋭頭。
ツルチョウチンゴケは葉が長さ5~6㎜の舌形、葉先が凹頭になるときもある。葉縁の舷が2~4細胞列で、葉身細胞が小さく、長さ15~25μmの丸みのある方形。
アツバチョウチンゴケは葉が長さ1㎝と大きく、葉身細胞も大きく、葉縁の舷は2~3細胞列で不明瞭。葉縁の歯が1~3細胞で明瞭。
コツボゴケやヤマトチョウチンゴケは葉先が鋭頭。