コウヤノマンネングサ 高野の万年草
Flora of Mikawa
コウヤノマンネングサ科 Climaciaceae コウヤノマンネングサ属
中国名 | 东亚万年藓 dong ya wan nian xian |
学 名 | Climacium japonicum Lindb. |
分 類 | 蘚類 |
高 さ | 5~10㎝ |
生育場所 | 山地の湿った地上 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア |
撮 影 | 稲武町 04.9.24 |
大形で非常に美しい。和名の由来は高野山から。
一次茎は地中を這い、小さな鱗片状の葉と長い赤褐色の仮根を密につける。二次茎を地上に出し、高さ5~10㎝、多くの枝をつけ、樹状になる。枝葉は長さ2.5㎜以下の長三角形~披針形。葉の基部には縦のしわがある。葉縁には歯があり、葉先の歯は大きく、鋭い。中肋は葉先近くに達し、背面に歯がある。葉身細胞は長さ35~50µmの狭菱形~線形。細胞壁はやや厚い。蒴がつくのは稀。蒴柄は長さ2~3㎝(Cina Moss:3~4㎝)、赤褐色。蒴は円筒形、相称、やや傾く。外蒴歯は上半部にパピラがあり、下半部は平滑。胞子は直径13~16.µm。n=11
一次茎は地中を這い、小さな鱗片状の葉と長い赤褐色の仮根を密につける。二次茎を地上に出し、高さ5~10㎝、多くの枝をつけ、樹状になる。枝葉は長さ2.5㎜以下の長三角形~披針形。葉の基部には縦のしわがある。葉縁には歯があり、葉先の歯は大きく、鋭い。中肋は葉先近くに達し、背面に歯がある。葉身細胞は長さ35~50µmの狭菱形~線形。細胞壁はやや厚い。蒴がつくのは稀。蒴柄は長さ2~3㎝(Cina Moss:3~4㎝)、赤褐色。蒴は円筒形、相称、やや傾く。外蒴歯は上半部にパピラがあり、下半部は平滑。胞子は直径13~16.µm。n=11