コツクシサワゴケ 小筑紫沢蘚
Flora of Mikawa
タマゴケ科 Bartramiaceae サワゴケ属
中国名 | 细叶泽藓 xi ye ze xian |
学 名 | Philonotis thwaitesii Mitt. |
分 類 | 蘚類 |
高 さ | 1~2㎝(長さ) |
生育場所 | 湿った地上、岩上 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、インド、インドネシア、フィリピン |
撮 影 | 豊川市 14.5.27 |
植物体は小形。茎は直立し、長さ1~2㎝、黄緑色の葉を密につける。葉は長さ0.8~1.5㎜、幅0.30~0.35㎜の三角状披針形~披針形、先が細く尖り、葉の縁が強く反曲し、全周に細かい歯がある。葉は乾いても曲がらない。中肋は太く、葉先から短く突出する。葉身細胞は長さ30~50μmの線形、腹面の上端に大きなパピラがあり、背面の下端に小さいパピラがある。葉の下部の細胞は長さが葉身細胞の半分程度の方形~短矩形。雌雄異株。蒴柄は長さ1.5~2.5(China
Moss:1~2)㎝。蒴は球形。口環はない。蒴歯は2列。胞子は直径16~21µm、黄褐色。n=6,12
サワゴケは茎が直立し、長さ10㎝以下。葉が長さ1.2~1.5㎜、葉先が細く尖り、縦ひだがあり、葉縁がときに弱く反曲する。中肋が短く突出することが多い。葉身細胞の腹面上部にパパラがあり、背面は平滑か、下部に目立たないパピラがある。
サワゴケは茎が直立し、長さ10㎝以下。葉が長さ1.2~1.5㎜、葉先が細く尖り、縦ひだがあり、葉縁がときに弱く反曲する。中肋が短く突出することが多い。葉身細胞の腹面上部にパパラがあり、背面は平滑か、下部に目立たないパピラがある。