ケゼニゴケ 毛銭苔

mark

Flora of Mikawa

アズマゼニゴケ科 Wiesnerellaceae ケゼニゴケ属

中国名 毛地钱 mao di qian
英 名] Dumortier's liverwort, liverwort
学 名 Dumortiera hirsuta (Sw.) Nees
ケゼニゴケ雄器托
ケゼニゴケ雌器托冬
ケゼニゴケ雌器托横
ケゼニゴケ雌器托下面
ケゼニゴケ腹面
ケゼニゴケ
ケゼニゴケ雌器托
ケゼニゴケ背面の毛
分 類 苔類
高 さ 3~15㎝(長さ)
生育場所 低地の湿った土上、岩上
分 布 在来種  日本全土、インド、ネパール、ニュ-ジーランド、ハワイ、ヨーロッパ、アフルカ、南北アメリカ
撮 影 西尾市   0.4.9.23
        14.6.23(雌器托)
葉状体は暗緑色、長さ3~15㎝、幅は1~2㎝、表面に微小な乳頭状の白色の毛(同化糸)が密生する。気室はほとんどないが、隔壁は白色、亀甲状。腹鱗片は痕跡。雌雄同株。雌器托は秋に葉状体の先端につき、早春に柄を伸ばし、長さ3~5㎝、柄には2条の溝がある。雌器床は円盤形、表面に長毛があり、縁が浅く6~10裂し、包膜は多肉室、裂片の間にある。雄器托も葉状体の先端につき、柄が長さ0.5~1㎝。雄器床は円盤形、周囲に長毛が密生する。蒴は4~8裂する。胞子は暗褐色、直径22~26μmの4面体。n=9,18