スズカケノキ科 Platanaceae
分類 | 被子植物(angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-ヤマモガシ目(Proteales) |
分布 | 北半球の温帯中心に世界にスズカケノキ属の1属約10種が分布する。 |
特徴 | 高木、落葉性。托葉はときに緑色を保つ。葉は互生し、単葉。葉身は掌状(0)3~7分裂、綿毛があるか又はほぼ無毛。花序は腋生、単生、葉と同時に展開する。花は単性。雌雄同株。 雄花序は頭状花序、無柄、小枝に1~5個つき、早落性。雌花序は登場花序、無柄又は有花序柄、小枝に1~7個、頂生(側生のものもある)し、球形、果時には垂れ下がる。花は単性、多数、密集し、3~4(8)数性、目立たない。花被は子房下生、小さい。果実は痩果の集合果、秋に熟し、しばしば春まで残る。痩果は棍棒形、四角形、先に花柱の嘴があり、多数の毛が基部の周りにつく。毛は細く、不分枝、痩果の長さの約2/3の長さがある。 |
栽培 | 街路樹などにスズカケノキ、モミジバスズカケが広く植栽され、特にモミジバスズカケが多い。 |
スズカケノキ属 | モミジバスズカケ | Platanus × hispanica Mill. ex Munchh |