ヤマヤグルマギク 山矢車菊

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Flora of Mikawa

キク科 Asteraceae ヤグルマギク属

別 名 ケンタウレア・モンタナ
中国名 山矢车菊 shan shi chu ju
英 名 garden cornflower , bachelor's-button
学 名 Centaurea montana L.
 synonym Cyanus montanus (L.) Hill
ヤマヤグルマギクの頭花
ヤマヤグルマギクの白花
ヤマヤグルマギクの総苞
ヤマヤグルマギクの葉
ヤマヤグルマギク
ヤマヤグルマギクの総苞
花 期 5~8月
高 さ 25~80㎝
生活型 多年草
生育場所 栽培種
分 布 帰化種  ヨーロッパ原産
撮 影 浜松市 18.5.11
ヤグルマギク属の園芸品種。
 多年草、高さ25~80㎝、根茎から又は匍匐枝から。茎は1~数本、直立、1本か又は控えめに分枝し、絨毛があり、隔壁のある毛、単純毛の細いクモ毛状綿毛をもつ。葉は薄く、絨毛があり、±綿毛があり、無毛になる。下部の葉は葉柄に翼があり、葉身は長さ10~30㎝、縁は全縁又は離れた歯状~羽状分裂。中間及び上部の葉は無柄、葉身は沿着し、卵形~長楕円形~披針形、全縁又は離れた小歯状。頭花は輻射型頭花、単生又は散房花序状に少数の頭花がつく。花序柄は長さ7㎝以下。総苞は卵形~±鐘形、長さ20~25㎜。主な総苞片は帯緑色、卵形~披針形、縁が薄膜質、付属体は圧着し、褐色~黒色、刺は無く、総苞片の縁に沿着し、縁飾りはくし状、微軟毛がある。最内部の内総苞片はときに付属体が無い。小花は35~60+個、不稔の小花は10~20個、花冠は青色(白色、紫色、ピンク色)、長さ2.5~4.5㎝、花冠筒部は長い。中心小花は25~40+個、花冠は紫色長さ約20㎜。葯は暗青紫色。痩果は±褐色、長さ5~6㎜、絹毛状。冠毛は剛毛、長さ0.5~1.5㎜。2n = 24 (Germany), 40 (Russia), 44 (France)。花期は夏(5~8月)。