ヤマノコギリソウ 山鋸草
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae ノコギリソウ属
中国名 | 短瓣蓍 duan ban shi |
学 名 | Achillea ptarmicoides Maximovicz synonym Achillea alpina L. subsp. alpina var. discoidea (Regel) Kitam. synonym Achillea alpina L. var. discoidea (Regel) Kitam.synonym Achillea sibirica Ledebour var. discoidea Rege |
花 期 | 7~9月 |
高 さ | 20~100㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 川の谷、牧草地、山の斜面、茂みの下、山地の草原 |
分 布 | 在来種 日本(本州の中部地方以北)、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア |
撮 影 | 八島ケ原湿原 03.8.7 |
山地の草原などに生えるノコギリソウ属の多年草。日本(本州の中部地方以北)、朝鮮、中国、モンゴル、ロシアに分布する。
多年草、高さ[20~]70~100㎝、短い根茎がある。茎は直立し、通常は分枝せず、中部の葉腋には不稔の枝があり、まばらに白色の直軟毛がある。根生葉は花時までに枯れる。中部の茎葉は無柄、葉身は線形~線状披針形、長さ6~8㎝×幅0.5~0.7㎝、櫛状に羽状深裂または羽状全裂し、下面にはまばらに直軟毛があり、上面はは密に直軟毛があり、密に腺点がある。羽片は線形、縁は不規則な鋸歯状、先は鋭形。 上部の茎葉は似ており、次第に小さくなる。合成花序は、頭部が平らな密な円錐花序で、頭花は多数つく。総苞は鐘形、長さ5~6㎜×幅3.5~4㎜。総苞片は3列、縁は帯黄色または帯褐色。外側の総苞片は卵形、長さ1.5~2㎜×幅1.2~1.5㎜、先はやや鋭形、中間の総苞片は楕円形、約・長さ2.8㎜×幅1.5㎜、先は鈍形。内側の総苞片は長円形、約・長さ3.2㎜×2㎜。パレアは総苞片に似ている。周辺小花は6~8個、小舌は黄白色、広楕円形、非常に小さく[、ほとんんど無いものもあり、]、長さ0.8~1.5㎜×幅約1.1㎜、先には3円鋸歯がある。中心小花は白色、筒状、先は5裂する。痩果は長円形または広倒披針形、約・長さ2.2㎜×幅1.2㎜、側面に白色のうねがある。冠毛は無い。花期と果期は7~9月。2n=36。
日本のヤマノコギリソウは小舌の長さ3㎜以下といわれており、中国の短瓣蓍 duan ban shの小舌の長さ0.8~1.5㎜とずれがある。
ノコギリソウは小舌の長さ3.5~4.5㎜。ただし3㎜以下のものも含めた広義の意味でノコギリソウとしている場合もある。
多年草、高さ[20~]70~100㎝、短い根茎がある。茎は直立し、通常は分枝せず、中部の葉腋には不稔の枝があり、まばらに白色の直軟毛がある。根生葉は花時までに枯れる。中部の茎葉は無柄、葉身は線形~線状披針形、長さ6~8㎝×幅0.5~0.7㎝、櫛状に羽状深裂または羽状全裂し、下面にはまばらに直軟毛があり、上面はは密に直軟毛があり、密に腺点がある。羽片は線形、縁は不規則な鋸歯状、先は鋭形。 上部の茎葉は似ており、次第に小さくなる。合成花序は、頭部が平らな密な円錐花序で、頭花は多数つく。総苞は鐘形、長さ5~6㎜×幅3.5~4㎜。総苞片は3列、縁は帯黄色または帯褐色。外側の総苞片は卵形、長さ1.5~2㎜×幅1.2~1.5㎜、先はやや鋭形、中間の総苞片は楕円形、約・長さ2.8㎜×幅1.5㎜、先は鈍形。内側の総苞片は長円形、約・長さ3.2㎜×2㎜。パレアは総苞片に似ている。周辺小花は6~8個、小舌は黄白色、広楕円形、非常に小さく[、ほとんんど無いものもあり、]、長さ0.8~1.5㎜×幅約1.1㎜、先には3円鋸歯がある。中心小花は白色、筒状、先は5裂する。痩果は長円形または広倒披針形、約・長さ2.2㎜×幅1.2㎜、側面に白色のうねがある。冠毛は無い。花期と果期は7~9月。2n=36。
日本のヤマノコギリソウは小舌の長さ3㎜以下といわれており、中国の短瓣蓍 duan ban shの小舌の長さ0.8~1.5㎜とずれがある。
ノコギリソウは小舌の長さ3.5~4.5㎜。ただし3㎜以下のものも含めた広義の意味でノコギリソウとしている場合もある。