ヤマジオウ 山地黄

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Flora of Mikawa

シソ科 Lamiaceae ヤマジオウ属

学 名 Ajugoides humilis (Miq.) Makino
 synonym Lamium humile (Miq.) Maxim.
ヤマジオウ
ヤマジオウ
ヤマジオウ
花 期 7~8月
高 さ 5~10㎝
生活型 多年生
生育場所 山地の林内
分 布 在来種 本州(神奈川県以西の太平洋側)、四国、九州
撮 影 鳳来寺山  03.7.26
茎は下部が這い、短く立ち上がり、匍匐する地下茎がある。葉は長さ3~7㎝、長楕円状倒卵形、葉脈が深く、しわがある。葉の両面の中肋上に毛が斜上する。葉柄はほとんど無く、あっても短い。茎の先の葉腋に2~3個の唇形花が固まってつく。花冠は淡紅色、長さ1.2~1.5㎝、細かい毛が密生し、内面の基部に毛環がある。萼は長さ約7㎜、10脈がある。

ヤマジオウ属

  family Lamiaceae - genus Ajugoides

 多年草。根茎をもち、匍匐茎を出す。葉は茎の上部に密集し、楕円形、縁に歯があり、基部は漸尖形、短い葉柄がある。花茎は短い。花序は短く、密、密錐花序状、花が3個以下の集散花序をもつ。苞は大きく、葉状、集散花序を隠す。萼は5裂、裂片は等長又はほぼ等長。花冠は強く、2唇形、4裂(1/3)、ピンク色、後ろ側の唇は長く、浅いフード形。雄しべは花冠から突き出ない。半葯は弱く、分離。柱頭の裂片はわずかに不等。小堅果は平滑、先は切形、無毛。
 世界に1種があり、日本固有種。

ヤマジオウ属の主な種と園芸品種

1 Ajugoides humilis (Miq.) Makino ヤマジオウ 山地黄
   synonum Lamium humile (Miq.) Maxim 
   synonum Stachys humilis (Miq.) Matsum. & Kudo
   synonum Ajuga humilis Miq.
 日本固有種(本州の神奈川県以西の太平洋側、四国、九州)。山地の林内に生える。
 多年草。高さ5~10㎝。茎は下部が這い、短く立ち上がり、匍匐する地下茎がある。葉は長さ3~7㎝、長楕円状倒卵形、葉脈が深く、しわがある。葉の両面の中肋上に毛が斜上する。葉柄はほとんど無く、あっても短い。茎の先の葉腋に2~3個の唇形花が固まってつく。花冠は淡紅色、長さ1.2~1.5㎝、細かい毛が密生し、内面の基部に毛環がある。萼は長さ約7㎜、10脈がある。花期は7~8月。

参考

1) Plants of the World Online | Kew Science
 Ajugoides
http://plantsoftheworldonline.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:20647-1
 Ajugoides humilis
http://plantsoftheworldonline.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:444696-1