ヤマホタルブクロ 山蛍袋
Flora of Mikawa
キキョウ科 Campanulaceae ホタルブクロ属
学 名 | Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitam.) Ohwi synonym Campanula punctata Lam. subsp. hondoensis (Kitam.) Kitam. synonym Campanula hondoensis Kitam. |
花 期 | 6~7月 |
高 さ | 40~80㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山野、丘陵 |
分 布 | 在来種(日本固有変種) 本州(関東、中部、近畿) |
撮 影 | 設楽町 12.6.1 |
ホタルブクロの日本固有の変種。
多年草。高さ40~80㎝。茎には粗い毛が生え、根生葉は花期には枯れてなくなる。根生葉は基部が円形~心形、葉柄は長く、毛があり、翼がない。茎葉は互生し、長さ5~8㎝、幅1.5~4㎝、葉柄に翼がある。花冠は長さ4~5㎝の鐘形、先が浅く5裂し、濃赤紫色~白色、内面に斑点があり、長毛がある。萼筒の先は5裂し、波打ち、湾入部分が膨らみ、付属体は無い。雄しべ5個は花冠と離生し、花糸の基部は倒台形、有毛で、基部に蜜を溜める隙間がある。雄しべ先熟であり、蕾のうちに花粉が出て、花柱につく。花柱に付着した花粉が無くなった頃、雌しべの柱頭が3裂して開き、虫が運んできた花粉を受粉する。果実は蒴果。種子には狭い翼がある。2n=34。花期は6~7月。
白花品はシロバナヤマホタルブクロ form. albiflora という。
ホタルブクロは萼裂片が長く、裂片の間の湾入部分に、反転した付属体がつき、萼裂片や付属体の縁に毛が目立つ。
多年草。高さ40~80㎝。茎には粗い毛が生え、根生葉は花期には枯れてなくなる。根生葉は基部が円形~心形、葉柄は長く、毛があり、翼がない。茎葉は互生し、長さ5~8㎝、幅1.5~4㎝、葉柄に翼がある。花冠は長さ4~5㎝の鐘形、先が浅く5裂し、濃赤紫色~白色、内面に斑点があり、長毛がある。萼筒の先は5裂し、波打ち、湾入部分が膨らみ、付属体は無い。雄しべ5個は花冠と離生し、花糸の基部は倒台形、有毛で、基部に蜜を溜める隙間がある。雄しべ先熟であり、蕾のうちに花粉が出て、花柱につく。花柱に付着した花粉が無くなった頃、雌しべの柱頭が3裂して開き、虫が運んできた花粉を受粉する。果実は蒴果。種子には狭い翼がある。2n=34。花期は6~7月。
白花品はシロバナヤマホタルブクロ form. albiflora という。
ホタルブクロは萼裂片が長く、裂片の間の湾入部分に、反転した付属体がつき、萼裂片や付属体の縁に毛が目立つ。