ウシオツメクサ 潮爪草
Flora of Mikawa
ナデシコ科 Caryophyllaceae ウシオツメクサ属
別 名 | オニツメクサ |
中国名 | 拟漆姑 ni qi gu |
英 名 | sand spurrey, sea spurrey, perennial sea spurrey, lesser sea spurrey |
学 名 | Spergularia marina (L.) Griseb. Spergularia salina J.& K. Presl |
花 期 | 3~9月 |
高 さ | 5~20㎝ |
生活型 | 1年草又は多年草 |
生育場所 | 海岸の湿った砂地 |
分 布 | 帰化種 北半球温帯原産 |
撮 影 | 吉良町 06.3.25 |
カリフォルニア大学バークレー校のJepson Manualと神奈川県植物誌2001とで一部解説が異なっている。Jepson Manual Online によると雄しべの数は次のとおり。
茎は下部の直径0.6~2㎜、ほぼ無毛。茎の上部に腺毛があることもある。葉は対生し、長さ0.5~4㎝、葉の上面が凸状の半円柱状の線形、無毛。托葉 は長さ1.2~3㎜、鈍い白色、左右のものが基部で高く合着し、下部は筒状になり、上部の裂片は幅広い三角形。ウシオツメクサ属はツメクサ属のように葉と托葉とが合着しない。花は直径6~8㎜。花弁は白色か花弁の先のみ淡紅紫色。雄しべは2~5個。萼片は長さ1.8~4㎜、基部に黒い班点がある。果実は長さ2.8~6.4㎜、萼の長さの1~1.5倍。種子は長さ0.5~0.8㎜、淡褐色~赤褐色。2n=18,36
ウシオツメクサ S. marina と混同されやすい類似種に 、ウシオハナツメクサ S. bocconii、ウスベニツメクサ S. rubra がある。
花の色が薄く、雄しべの数が2~3個、さらには茎や葉にほとんど腺毛がないことなどからウシオツメクサと判断した。新しく造成した舗道にウスベニツメクサと並んでいたものであり、帰化種と思われる。在来種はS. marina var. asiatica 。
しかし、Flora of Chinaではウシオツメクサは茎に毛が密にあるとし、PlantNETではウシオツメクサは茎や葉に毛があり、ウシオハナツメクサは普通、無毛としている。毛の量には変化があるのか混同されているのかは不明。
1 ウシオツメクサ 2~5個(神奈川県植物誌:記載なし、野に咲く花:5個、Flora of China:2~5個、PlantNET:ほとんど4個)
2 ウシオハナツメクサ 8~10個(神奈川県植物誌:3~5個、PlantNET:普通2~5個)
3 ウスベニツメクサ 6~10個(神奈川県植物誌:10個、PlantNET:普通8個)。
雄しべの数は神奈川県植物誌のものと一致していると思われる。茎は下部の直径0.6~2㎜、ほぼ無毛。茎の上部に腺毛があることもある。葉は対生し、長さ0.5~4㎝、葉の上面が凸状の半円柱状の線形、無毛。托葉 は長さ1.2~3㎜、鈍い白色、左右のものが基部で高く合着し、下部は筒状になり、上部の裂片は幅広い三角形。ウシオツメクサ属はツメクサ属のように葉と托葉とが合着しない。花は直径6~8㎜。花弁は白色か花弁の先のみ淡紅紫色。雄しべは2~5個。萼片は長さ1.8~4㎜、基部に黒い班点がある。果実は長さ2.8~6.4㎜、萼の長さの1~1.5倍。種子は長さ0.5~0.8㎜、淡褐色~赤褐色。2n=18,36
ウシオツメクサ S. marina と混同されやすい類似種に 、ウシオハナツメクサ S. bocconii、ウスベニツメクサ S. rubra がある。
花の色が薄く、雄しべの数が2~3個、さらには茎や葉にほとんど腺毛がないことなどからウシオツメクサと判断した。新しく造成した舗道にウスベニツメクサと並んでいたものであり、帰化種と思われる。在来種はS. marina var. asiatica 。
しかし、Flora of Chinaではウシオツメクサは茎に毛が密にあるとし、PlantNETではウシオツメクサは茎や葉に毛があり、ウシオハナツメクサは普通、無毛としている。毛の量には変化があるのか混同されているのかは不明。