ウラジロノキ 裏白の木

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Flora of Mikawa

バラ科 Rosaceae ナナカマド属

学 名 Sorbus japonica (Decne.) Hedl.
ウラジロノキの枝先の葉
ウラジロノキの枝先の白毛
ウラジロノキの葉裏の白毛
ウラジロノキの幹
ウラジロノキ
ウラジロノキの葉
ウラジロノキ枝の皮目
花 期 5~6月
果 期 10~11月
高 さ 10~15m
生活型 落葉高木
生育場所 日当たりのよい山地の林縁
分 布 在来種(日本固有種) 本州、四国、九州
撮 影 幸田町   12.5.24
和名の由来は葉裏が白色であることから。幹は紫褐色~灰黒褐色、皮目があり、老木になると鱗片状に剥がれる。葉は互生し、長さ6~13㎝の卵円形~広倒卵形、鋭尖頭。葉縁は欠刻状の重鋸歯縁、側脈が裏側へ突き出て目立つ。葉表ははじめ毛があるがのちに無毛。若い枝先と葉裏や葉柄には白色の綿毛が密生する。花は直径1~1.5㎝の白色の五弁花。花弁は円形、基部に白色の軟毛がある。雄しべは約20個、花柱は2個。果実(ナシ状果)は長さ9~14㎜の楕円形、種子が4個入り、皮目があり、秋~冬に赤く熟す。種子は長さ5~8㎜、卵状惰円形。
 アズキナシは葉裏が無毛。