チョウマメ 蝶豆

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Flora of Mikawa

マメ科 Fabaceae クリトリア属

別 名 クリトリア・テルナテア
英 名 bluebellvine , blue-pea , butterfly-pea , cordofan-pea , Darwin-pea
中国名 蝶豆 die dou
学 名 Clitoria ternatea L.
チョウマメの花
チョウマメ花2
チョウマメの葉裏
チョウマメの托葉
チョウマメの果実
チョウマメ
チョウマメの咢
チョウマメ葉
花 期 6~11月
高 さ 蔓性
生活型 多年草
生育場所 栽培種
分 布 外来種 中国、台湾、シンガポール、インド、ブータン、ネパール、スリランカ、パキスタン、バングラデシュ、カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、太平洋諸島、南西アジア、オーストラリア、アフリカ、アメリカ、西インド諸島原産
撮 影 浜松市  19.10.20
チョウマメはマメ科クリトリア属の栽培種。豆を食用としたり、、花の青色を青いハーブティーやお菓子に使う。日本では花の観賞用に栽培される。
 多年草、茎は絡み付き、脱落性の伏した短い絨毛がある。葉は長さ2.5~5㎝、羽状複葉、小葉は5~7個、普通、5小葉。托葉は小さく、線形、長さ2~5㎜。葉柄は長さ1.5~3㎝。小托葉は小さく、剛毛状。小葉柄は長さ1~2㎜。小葉は広楕円形~ほぼ卵形、長さ2.5~5㎝×幅1.5~3.5㎝、薄い紙質又はほとんど膜質、伏した短い絨毛があり、ときに両面が無毛になり、側脈は4~5対、基部は鈍形、先は鈍形、わずかに凹形、普通、微突起がある。花は大きく、葉腋に単生。小苞は緑色、小さく、類円形又は倒卵形、膜質、明瞭な網状脈をもつ。咢は膜質、長さ1.5~2㎝、5裂する。咢片は披針形、咢筒の長さの1/2より短く、先は尖鋭形。花冠はスカイブルー色、ピンク色、又は白色、長さ5.5㎝以下。旗弁は中央がかすかに白色又は橙色、広倒卵形、長さ約3㎝、基部に短い爪部がある。翼弁と竜骨弁は旗弁より短く、両者とも爪部がある。翼弁は倒卵状長円形。竜骨弁は楕円形。子房は絨毛がある。豆果は褐色、線状長円形、長さ5~11㎝×幅0.7~1㎝扁平、長い嘴をもつ。種子は6~10個、黒色、長円形、約長さ0.6㎝×幅0.4㎝、明瞭な種沈をもつ。花期と果期は6~11月。2n = (14, 15), 16。

クリトリア属

 family Fabaceae- genus Pityrodia

 多年草又は亜低木、絡み付く。葉は羽状複葉、小葉は3~7個。托葉と小托葉は宿存する。花序は腋生、花が1又は2個つく。花は大きく、美しい。苞は托葉のように対につき、宿存する。小苞は苞に似るが、わずかに大きく、ときに葉状になる。咢は膜質、5裂する。咢片は披針形~三角形、咢筒と等しいか又は短い。花冠は咢より長い。旗弁は大きく、ほとんど扁平形、又はときに僧帽形、外側は小さな毛があり、基部には爪部があり、耳は無く、翼弁や竜骨弁はかなり短い。雄しべは2体雄しべ、旗弁の雄しべは分離又は± 合着。葯は同形。子房は柄をもち、基部を被う盤をもつ。胚珠は多数。花柱は平らになり、長く、曲がり、内部に毛がある。豆果は柄があり、線形~線状長円形、裂開し、扁平又は膨れ、柔らか組織で満たされるが、隔壁は無い。種子は類球形又は楕円形、扁平、へそは小さく、中心又はほぼ中心にあり、種沈は無い。
 世界に約70種あり、世界中の熱帯、亜熱帯に分布する。

クリトリア属の主な種

1 Clitoria falcata Lam.  ミツバチョウマメ  三葉蝶豆
  synonym Clitoria glycinoides DC.
  synonym Clitoria rubiginosa Pers
 中央アメリカ(メキシコ)、南アメリカ、西インド諸島原産。中国名は镰刀荚蝶豆 lian dao jia die dou 。
 多年草、絡み付き、太さ約2㎜、有毛。葉は奇数羽状複葉、3小葉。托葉は広卵形、長さ3~3.5㎜×幅約2㎜、有毛。葉柄は長さ(1.5~)2~5㎝、有毛。托葉は宿存する。小葉柄は長さ1~2.5㎜。小葉の葉身は長円状楕円形~卵形、長さ (1.8~)2~5.5(~7.5)㎝×幅 (0.8~)2.5~3.5㎝、下面は淡緑色、密に毛があり、上面は暗緑色、無毛、側脈は6~7対、基部は円形。、先は鈍形又はわずかに凹形、微突形。 花序は腋生、花が1~4個つく。花柄は長さ2~15㎝。苞は長さ約2㎜。小苞は長さ7~17㎜。花はしばしば、閉鎖花受精する。咢筒は長さ3~4㎜、咢片は狭披針形、長さ4~5㎜。花冠はしばしば発達しない。あれば白色、長さ3~4(~5)㎝。旗弁はごく細かい、微軟毛があり、 無毛になる。雄しべの鞘は長さ20~40㎜。豆果はわずかに曲がり、長さ3~4㎝×幅0.8~1.1㎝、扁平、普通、縦のうねがあり、小さな微軟毛があり、先は芒状。種子は4~5個、赤褐色、楕円形~類球形、約長さ3(~4)㎜×幅2㎜。

2 Clitoria ternatea L.  チョウマメ 蝶豆
  synonym Clitoria albiflora Mattei
  synonym Clitoria bracteata Poir.
  synonym Clitoria mearnsii De Wild.
  synonym Clitoria tanganicensis Micheli
  synonym Clitoria zanzibarensis Vatke
 中国、台湾、シンガポール、インド、ブータン、ネパール、スリランカ、パキスタン、バングラデシュ、カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、太平洋諸島、南西アジア、オーストラリア、アフリカ、アメリカ、西インド諸島原産。中国名は蝶豆 die dou 。英名はbluebellvine , blue-pea , butterfly-pea , cordofan-pea , Darwin-pea 。
 豆を食用としたり、、花の青色を青いハーブティーやお菓子に使う。
 多年草、茎は絡み付き、脱落性の伏した短い絨毛がある。葉は長さ2.5~5㎝、羽状複葉、小葉は5~7個、普通、5小葉。托葉は小さく、線形、長さ2~5㎜。葉柄は長さ1.5~3㎝。小托葉は小さく、剛毛状。小葉柄は長さ1~2㎜。小葉は広楕円形~ほぼ卵形、長さ2.5~5㎝×幅1.5~3.5㎝、薄い紙質又はほとんど膜質、伏した短い絨毛があり、ときに両面が無毛になり、側脈は4~5対、基部は鈍形、先は鈍形、わずかに凹形、普通、微突起がある。花は大きく、葉腋に単生。小苞は緑色、小さく、類円形又は倒卵形、膜質、明瞭な網状脈をもつ。咢は膜質、長さ1.5~2㎝、5裂する。咢片は披針形、咢筒の長さの1/2より短く、先は尖鋭形。花冠はスカイブルー色、ピンク色、又は白色、長さ5.5㎝以下。旗弁は中央がかすかに白色又は橙色、広倒卵形、長さ約3㎝、基部に短い爪部がある。翼弁と竜骨弁は旗弁より短く、両者とも爪部がある。翼弁は倒卵状長円形。竜骨弁は楕円形。子房は絨毛がある。豆果は褐色、線状長円形、長さ5~11㎝×幅0.7~1㎝扁平、長い嘴をもつ。種子は6~10個、黒色、長円形、約長さ0.6㎝×幅0.4㎝、明瞭な種沈をもつ。花期と果期は6~11月。2n = (14, 15), 16。
品種) 'Alba' , 'Blue Sails' , 'Double Blue Rose' , 'Semi-double'

参考

1) Flora of China
 Clitoria
 http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=107378
2)GRIN
 Clitoria
 https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomygenus.aspx?id=2709